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- 履歴書の誤字は一文字くらい大丈夫かな?
- 履歴書を間違えたまま提出してしまった…
- 誤字があるけど書き直すと提出期限に間に合わない…
第一印象を決める履歴書や職務経歴書に誤字脱字があるのはいけません。採用担当者は文字と写真だけで、あなたのイメージを作り上げるからです。
この記事では、誤字脱字のある履歴書・職務経歴書が採用に与える影響と間違えた場合の対処法を解説します。記事の内容通りに行動すれば、採用への悪影響を最小限に抑えられます。
履歴書や職務経歴書で誤字脱字をした場合は書き直しが基本です。ただし間違えたまま提出した場合でも、100%落ちるわけではありません。
» 誤字脱字を予防する履歴書の書き方
提出後の対応次第で印象は大きく変わります。
状況 | 対応 |
採用選考まで時間がある 締め切りまで時間がある | 書き直して郵送で再提出 |
面接日までに郵送では間に合わない | 書き直して面接時に再提出 |
重要項目に誤字があった (名前・住所・連絡先) | メールで正しい表記を伝える |
郵送では間に合わない 重要項目以外の誤字脱字 | 訂正なしで面接に臨む |
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最強の転職エージェントTOP5履歴書・職務経歴書の誤字脱字が及ぼす影響
履歴書や職務経歴書に誤字脱字がある場合、少なからず採用選考に影響します。実際、7割の企業が「誤字脱字は選考結果に影響を及ぼす」と回答しています。
履歴書/職務経歴書の“誤字・脱字”が選考結果に影響するかを調査してみました。結果はなんと7割以上もの企業が「影響する」と答えました。
ワークポート
誤字脱字だけで落ちるわけではない
履歴書や職務経歴書に誤字脱字があっても、100%書類選考に落ちるわけではありません。採用担当者は誤字脱字の有無よりも、志望動機や自己PRなどであなたの魅力を見ています。
履歴書・職務経歴書に誤字脱字などの不備があっても「受かった」「内定をもらえた」という人は多いです。間違えたまま提出してしまっても、諦めてはいけません。
ただし誤字脱字があれば、選考に落ちやすくなるのも確実。時間があれば書き直し、時間がなければ修正して履歴書・職務経歴書を提出しましょう。
» 書類選考で落ちる履歴書の特徴
同じ評価のライバルより不利
他の応募者とあなたの評価が同じだった場合、誤字脱字があると不利になります。同じ評価の人材であれば、誤字脱字のない人材を選ぶのは当然だからです。
あと一歩の状況で書類選考突破を逃すのはもったいないこと。少しでも書類選考突破の確率をあげるためにも、誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
業界・職種によってはマイナス評価
応募する企業の業界・職種によって、誤字脱字はマイナス評価です。ミスの許されない仕事への応募で誤字脱字をすると、高い確率で不採用になります。
特に以下の職種に応募する場合は、誤字脱字をしてはいけません。
- 事務
- 経理
- ライター
- 編集・校正
出版社や新聞社、金融業界への応募で誤字脱字は致命的です。
履歴書や職務経歴書に誤字脱字があった場合、高い確率で書類選考に落ちます。
誤字脱字のある履歴書・職務経歴書の修正方法
提出期限までに書き直しできない場合、適切な修正方法で乗り切りましょう。悪い印象がなくなるわけではありませんが、誤字脱字があるまま提出するよりは悪影響を抑えられます。
二重線と訂正印で修正
履歴書や職務経歴書の誤字を修正する手順は以下の通りです。
- 二重線を引く
- 訂正印を押す
- 上の余白に正しく記載する
誤字にボールペンと定規を使ってまっすぐ二重線を引いた後、訂正印を押しましょう。訂正印は二重線に重ねて押すか、修正箇所近くの空白部分に押してください。
誤字が単語の場合は、単語全体に二重線を引きます。「行政書士」を「行政署士」と書いてしまった時は「行政署士」まで二重線を引いてください。
訂正印を押したらすぐ上の余白に正しい文字を記載します。上に書けない場合は、横や下などの余白に書いても問題はありません。
できるだけ他の文字に被らないようにするのがポイントです。
修正液・修正テープは使わない
履歴書・職務経歴書に修正液や修正テープを使ってはいけません。修正部分を誰が書き直したのか証明できないため、信憑性が損なわれます。
修正液や修正テープを使うと、採用担当者にビジネスマナーのない人材だと判断されることも。履歴書や職務経歴書を修正するときは、必ず二重線と訂正印を使用しましょう。
» 間違えた履歴書の正しい修正の仕方
採用担当者が履歴書・職務経歴書の誤字脱字を見たときの印象
履歴書や職務経歴書の誤字脱字は採用担当者に悪い印象を与えます。ごまかしたい気持ちもわかりますが、時間があれば書き直すのが無難です。
- 志望動が低い
- 時間管理ができない
- 仕事でもミスしそう
志望度が低い
履歴書や職務経歴書で誤字があると「企業への志望度が低い」と判断されます。志望度の高い企業への応募であれば、間違いがないように何度も見直すはずだからです。
採用担当者が志望度が低いと判断すれば、書類選考で突破できる確率は低くなります。企業への高い志望度を示すためにも、誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
時間管理ができない
履歴書や職務経歴書の誤字脱字は、採用担当者に「時間管理のできない人」という印象を与えます。誤字脱字があるということは、期限ギリギリに急いで作成したと予想できるからです。
時間管理を徹底して余裕を持って履歴書・職務経歴書を作成していれば、誤字脱字を確認する時間も確保できるはず。余裕を持って作成していたとしても、誤字脱字があれば期限ギリギリに書いたと思われても仕方ありません。
» 転職スケジュールの立て方4ステップ
期日に余裕を持って履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
仕事でもミスしそう
履歴書や職務経歴書に誤字があると「普段からミスの多い人」だと判断されます。今回の履歴書・職務経歴書の誤字脱字がたまたまで普段ミスがないとしても、採用担当者は判断できません。
チェックポイント
企業がミスの少ない人材を採用したいと思うのは当然です。書類選考突破の可能性を下げないためにも、誤字脱字には気をつけましょう。
履歴書・職務経歴書を間違えたまま提出した場合の対処法
履歴書や職務経歴書を間違えたまま提出したことに気づいた場合、適切な対応で影響を最小限に抑えてください。適切な対応をとれば、悪い印象を払拭して柔軟に対応できる人材と判断される可能性もあります。
状況 | 対応 |
採用選考まで時間がある 締め切りまで時間がある | 書き直して郵送で再提出 |
面接日までに郵送では間に合わない | 書き直して面接時に再提出 |
重要項目に誤字があった (名前・住所・連絡先) | メールで正しい表記を伝える |
郵送では間に合わない 重要項目以外の誤字脱字 | 訂正なしで面接に臨む |
書き直して郵送で再提出
採用選考まで時間のある場合、書き直して再提出するのが無難です。誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を採用担当者に届け、採用選考を通過する確率を上げましょう。
» 誤字脱字を予防する履歴書の書き方
郵送する場合の注意点
書き直して履歴書・職務経歴書を郵送する前に、必ず採用担当者に電話かメールで連絡して確認を取ってください。連絡なしで書き直した履歴書・職務経歴書を郵送すると、非常識な人物だと判断されて逆効果になる可能性があります。
» ビジネスメールのマナーと書き方
書き直して面接時に再提出
郵送しても面接まで間に合わない場合、面接時に書き直した履歴書・職務経歴書を提出してください。面接時に提出する場合は、冒頭で誤字脱字があったことを伝えます。
面接時に提出する場合の伝え方
大変申し訳ございません。先日提出させていただいた履歴書に誤りがありました。◯(志望動機などの項目名)の△行目「□」という文字がございますが、正しくは「×」という文字の誤りです。
ご迷惑をおかけしますが、訂正させていただきたくお願い申し上げます。
面接時に新たな履歴書・職務経歴書を提出する場合でも、事前に担当者へ連絡が必要です。電話かメールで面接時に書き直した履歴書・職務経歴書を提出することを伝えてください。
» 履歴書持参時のマナーガイド・手渡し方
メールで正しい表記を伝える
「まだ面接の段階ではない」「氏名・住所・連絡先などの重要項目に誤字脱字があった」という場合は、メールで正しい表記を伝えましょう。採用担当者あてにメールを送ってください。
メールで訂正するときの例文
件名)
履歴書訂正のお詫び(〇〇※名前)
本文)
株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様
お世話になっております。
先日、履歴書を送付させていただきました〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、送付させていただきました履歴書に誤字がございました。
お忙しいところ大変恐縮ですが、訂正いただければ幸いです。
訂正箇所
・履歴書(住所)
誤:〇〇町
正:△△町
お手数をおかけしてしまい誠に申し訳ありません。
お忙しいところ恐縮でございますが、何卒よろしくお願いいたします。
訂正なしで面接に臨む
住所・名前・連絡先以外の重要ではない項目に誤字脱字があった場合、訂正なしで面接に臨んでも大きな問題はありません。誤字脱字が発見されれば少なからず印象は悪くなるものの、意味さえ通じれば成立するからです。
志望動機や自己PRなど誤字脱字があっても意味が通じる項目や、ばれない程度の誤字脱字であれば、気づかない採用担当者もいます。気づかないふりをしておけば、スムーズに書類選考突破できる場合も多いです。
出版・金融業界は書き直しを推奨
出版業界や金融業界は少しのミスも許されない業界です。履歴書や職務経歴書に一文字でも誤字脱字があれば、致命的なマイナス評価となりえます。
志望度が高い企業でも同じです。同評価のライバルがいれば、誤字脱字だけの差で書類選考を落とされる可能性があります。
出版業界や金融業界、志望度が高い企業を受ける場合は書き直すのがおすすめです。
誤字脱字のない履歴書・職務経歴書の書き方
誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を作るにはコツがあります。書き直す手間を省くためにも、以下の6つを押さえておきましょう。
- 見本を作る
- 下書きする
- パソコンで作成する
- 時間を空けて読み返す
- 難しい漢字は辞書で調べる
- 第三者にチェックを依頼
消せるボールペンはNG
履歴書や職務経歴書に消せるボールペンを使ってはいけません。消せるボールペンを使うと第三者による改ざんの恐れがあり、信頼性に欠けてしまいます。
» 履歴書に使うボールペンの選び方と注意点
見本を作る
履歴書や職務経歴書を書く前に、手本となる見本を作りましょう。見本通りに書けば、誤字脱字が起こる可能性は低いです。
見本があれば誤字脱字を防ぐだけでなく、履歴書・職務経歴書作成にかかる時間の短縮にも繋がります。パソコン等であらかじめ見本を作っておき、正確で魅力的な履歴書・職務経歴書を作成してください。
» 転職に成功する履歴書の書き方と見本
下書きする
履歴書や職務経歴書を書く前に、下書きしておけば誤字脱字を防げます。あらかじめ誤字脱字のない文字をなぞるだけなので、間違えることはありません。下書きはバランスの整った履歴書・職務経歴書を作成することにも役立ちます。
» 履歴書に下書きする方法と失敗しないコツ
いきなり本番で書き始めて失敗する前に、下書きして美しい応募書類を作成しましょう。
パソコンで作成する
パソコンで履歴書・職務経歴書を作成すれば、誤字脱字を減らせます。パソコンは何回でも文字を修正できるからです。
応募先企業から履歴書や職務経歴書の指定がない限り、パソコンで作成しても問題ありません。パソコンでの作成は手書きよりも素早く作成できるなどのメリットがあります。
» 履歴書はパソコンと手書きどっちがいい?
履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで作成するのが一般的です。しかしパソコンで履歴書を作成すると、パソコンスキルのアピールにも繋がります。
» 履歴書は手書き・職務経歴書はパソコン?
誤字脱字チェックツールを使う
パソコンで履歴書や職務経歴書を作成する場合、「Tomarigi」「so-zou.jp」などの誤字脱字チェックツールを使うのがおすすめです。気づかない誤字脱字をチェックできます。
Wordのメニューからメニューから「校閲」「スペルチェックと文章校正」を選んでも誤字脱字をチェック可能です。ただし、ツールといえども完璧ではないので注意してください。
時間を空けて読み返す
履歴書や職務経歴書が完成したら、時間を空けて読み返してください。執筆直後では気づかない誤字脱字や違和感に気づきます。
できれば1日空けて読み返しましょう。時間を空けるほど客観的に履歴書や職務経歴書を読めるので、誤字脱字を発見しやすいです。
完成直後にチェックしても誤字脱字を発見できないことがあるので注意してください。
履歴書・職務経歴書の作成は期日に余裕を持つ
履歴書や職務経歴書を提出日ギリギリに作成するのはおすすめできません。焦って作成するため、誤字脱字が発生しやすくなります。読み返す時間を考えて、最低でも2日前には作成しましょう。
難しい漢字は辞書で調べる
履歴書や職務経歴書を書く前に、自信のない漢字は辞書で調べましょう。漢字の書き間違いを防げます。
正しいと思っている漢字でも、書き方や使い方が間違っていることも多いです。あらかじめ辞書で調べておけば、正しく漢字を使えます。
「goo辞書」は無料で使える辞書サービスです。スマホですぐに正しい漢字の書き方や使い方を調べられます。
第三者にチェックを依頼
第三者に履歴書や職務経歴書をチェックしてもらえば誤字脱字を減らせます。本人だけでは何回チェックしても、誤字脱字に気づけないことがあるからです。
第三者は執筆者が気づかない誤字脱字や違和感に気づきます。自分と第三者の二重チェックにより、完璧な履歴書・職務経歴書に近づけることが可能です。
友人や家族など身近な人にチェックを依頼して、誤字脱字のない応募書類を作りましょう。
転職エージェントは書類添削あり
転職エージェントを利用すれば、履歴書や職務経歴書などの書類添削を行ってくれます。誤字脱字の確認だけでなく、魅力的な内容に仕上げることが可能です。
» 転職エージェントおすすめランキング
履歴書・職務経歴書で誤字脱字が起きやすい項目
履歴書や職務経歴書で誤字脱字の起きやすい項目は以下の通りです。事前に把握しておけば、誤字脱字を減らせます。
- 年号
- 学歴
- 免許・資格
年号
年号は「和暦」「西暦」を統一しましょう。統一されていないと時系列が分かりにくいだけでなく、ビジネスマナーのない人材だと判断されます。
- 和暦:昭和〇年・平成〇年・令和〇年
- 西暦:19〇〇年・20〇〇年
提出日を西暦で書いているのに、生年月日を和暦で書いてしまうのはNGです。学歴や資格取得日も全て年号を統一してください。
» 履歴書の年・年号の正しい書き方とルール
履歴書と職務経歴書は年号を揃えて書きましょう。
学歴
学校名は必ず正式名称で書きます。略された学校名は正式な書類である履歴書に適していません。
- 正:〇〇県立〇〇高等学校
- 誤:〇〇高校
学科や学部がある場合は全て記入します。1行で記載できない場合は2行使っても大丈夫です。
» 履歴書の学歴欄の正しい書き方と例文
免許・資格
免許や資格も正式名称で記載します。普段は言い慣れない言葉が多いので注意してください。
- 正しい書き方
- 実用英語技能検定・普通自動車運転免許
- 誤った書き方
- 英検・自動車免許
正式名称がわからない場合は資格の公式サイトを確認しましょう。
誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を提出しよう
誤字脱字のある履歴書・職務経歴書は書き直しが基本です。誤字脱字は書類選考に悪い影響を与えます。
書き直す時間がない場合は、二重線と訂正印で修正しましょう。すでに提出してしまった場合は、以下の方法で対処してください。
状況 | 対応 |
採用選考まで時間がある 締め切りまで時間がある | 書き直して郵送で再提出 |
面接日までに郵送では間に合わない | 書き直して面接時に再提出 |
重要項目に誤字があった (名前・住所・連絡先) | メールで正しい表記を伝える |
郵送では間に合わない 重要項目以外の誤字脱字 | 訂正なしで面接に臨む |
誤字脱字があるからといって100%落ちるわけではありません。履歴書と職務経歴書の内容であなたの魅力を存分にアピールできれば、書類選考突破の道は大きく開けます。
誤字脱字のない履歴書・職務経歴書を作成するためにも、第三者に見てもらうのがおすすめです。転職エージェントは履歴書・職務経歴書の添削を無料で行ってくれます。
書類選考突破の可能性を上げたい人は、転職エージェントを利用しましょう。
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