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- 履歴書に下書きをすると、どんなメリットがあるの?
- 履歴書に下書きをするときの方法やコツが知りたい!
- 下書きをしたら跡が残りそうで不安…
履歴書は採用担当者が一番最初に見るものです。誤字脱字や修正跡がある履歴書は雑に書かれたように感じられ、マイナスイメージを持たれてしまいます。
履歴書はボールペンで書く前に鉛筆等で下書きをしてから書きましょう。誤字脱字や修正を防ぐことができ、更に見た目も整えられるので好印象を得られます。
当記事では履歴書に下書きをするときの具体的な方法や、失敗を防ぐ7つのコツ・ポイントなどを詳しく解説。実践すると履歴書を書き直す時間・手間を減らすことができ、丁寧で魅力的な履歴書を作成できるようになります。
下書きをして履歴書を作る具体的な方法
下書きをして履歴書を作る具体的な方法・手順は次の7つです。
- 履歴書全体を把握する
- 志望動機欄等のフリースペースに書く内容を考える
- 鉛筆で薄く下書きする
- 全体をチェックする
- ボールペンで清書する
- インクが乾いてから消しゴムで消す
- 最終的なチェックを行ってからコピーする
1.履歴書全体を把握する
履歴書全体を確認して書く内容を把握します。それぞれの欄の大きさから、適切な文字サイズ・文字量を検討しましょう。
文章量はそれぞれの欄の8割程度を埋めるようにすると、余白とのバランスがとれて見栄えが良くなります。
2.志望動機欄等のフリースペースに書く内容を考える
志望動機欄や自己PR欄等のフリースペースに書く内容を考えます。
フリースペース部分に記載する文章は長文になりやすく、考えながら書くとまとまりにくいです。何度も書いたり消したりを繰り返すと、用紙が汚れて傷んでしまうので注意しましょう。
下書き前にパソコンやスマホなどのメモ帳機能で文章を考えておくのがおすすめです。頭の中が整理でき、整った構成の文章を作れるようになります。
» 転職時の履歴書の志望動機の書き方
3.鉛筆で薄く下書きする
HやHBの鉛筆で筆圧を弱めて薄く下書きをします。文字サイズも考えながら丁寧に書きましょう。
濃い鉛筆や強い筆圧は消しゴムで消えにくくなったり紙が凹んで跡が残ったりしてしまうので、HやHBなどの薄い色の鉛筆で筆圧を弱めて書くのがポイントです。
下書きの段階できれいに書いておくとボールペンでなぞるだけで見えなくなり、下書きの痕跡も残りにくくなります。
下書きの跡はしっかりと消しておくのがマナーです。ビジネスの場では書類に下書き跡が残っているというのはふさわしくありませんし、履歴書においても心証が悪くなります。
丁寧さを評価する人もいますが、選考対象者から外される場合もあるので注意しましょう。
文章が斜めになってしまうときの対処法
書いているうちに文章が斜めになってしまったり文字サイズがバラバラになったりしてしまう場合は、あらかじめ定規で薄く横線を引いておくのがおすすめです。文章をまっすぐ書けるようになり、文字サイズも揃いやすくなるので見た目が整います。
» 簡単!履歴書をきれいに書く方法
4.全体をチェックする
下書きで履歴書を埋めた後は清書前に全体をチェックします。チェックする項目は以下の通りです。
- 誤字脱字がないか
- 文法に誤りはないか
- 西暦・和暦は統一しているか
- 学歴・職歴の年・月は正しいか
- 学校名・会社名は略さず正式名称で書いているか
間違いがあれば消しゴムで消して書き直します。清書後に気付くと書き直しになってしまうため、慎重にチェックしてください。
文字サイズ・文字間隔など履歴書全体のバランスも見て、必要時には調整しましょう。
» 【見本付】履歴書の学歴欄の書き方
» 転職版!履歴書における職歴欄の書き方
5.ボールペンで清書する
チェック後は下書きした上を黒色のボールペンで丁寧に清書します。使用するボールペンは「にじみやすくないか」「消しゴムをかけても薄くならないか」などをチェックしてから使用しましょう。
» 履歴書に使うボールペンの選び方や注意点
ボールペンの選び方は以下のポイントを参考にしてください。
- 油性インクまたはゲルインク
- インク色は黒色
- 太さは0.5〜0.7mm
消せるボールペンは避けてください。誰でも書き直せてしまうため、経歴を記した重要な履歴書には適していません。
6.インクが乾いてから消しゴムで消す
清書後はインクが完全に乾いてから下書きを消しゴムで消しましょう。
清書後すぐに消しゴムをかけるとインクがのびて履歴書を汚してしまいます。文字が読みにくくなるだけでなく、見た目も良くありません。
焦らずに時間をおいてから消しゴムで完全に下書きを消しましょう。消しゴムをかけるときには、紙を痛めないよう力は込めすぎないようにしてください。
丁寧さを心がけると、跡が残らずきれいに消せます。
7.最終的なチェックを行ってからコピーする
履歴書ができあがったら最終的なチェックを行ってコピーします。誤字脱字などとともに、下書きの消し忘れがないかを最終的にチェックします。
» 履歴書提出前の最終チェックポント
- 誤字脱字がないか
- 文法に誤りはないか
- 西暦・和暦は統一しているか
- 学歴・職歴の年・月は正しいか
- 学校名・会社名は略さず正式名称で書いているか
- 下書きの消し忘れや跡は残っていないか
- ボールペンのインクがのびていないか
最終チェックを行ったあとは必ず一部コピーしておきます。
新たな履歴書を書くときの見本として使える他、面接前にも使います。面接には履歴書内から質問されることも多いため、書いた内容を確認できるようにしておきましょう。
自分で書いたことを、しっかりと答えられるようにしておきましょう。
履歴書の下書きが重要な理由
履歴書に下書きが重要な理由は以下の通りです。
- 修正箇所のない履歴書を作成できる
- 誤字脱字を防げる
- バランスの整った履歴書にできる
修正箇所のない履歴書を作成できる
下書きをすると修正箇所のない履歴書を作成できます。
履歴書は応募企業にあなたの経歴を示す重要な書類です。採用担当者がビジネスマナーを見る書類でもあるため、以下のような履歴書はNGです。
- 修正液・修正テープの使用
- 修正箇所が多い
履歴書の修正方法
履歴書に修正液や修正テープは使用できません。誰がどのように修正したかわからなくなってしまい、書類の信頼性が失われるためです。同様の理由で消せるボールペンも適していません。
どうしても修正する場合には「二重線+訂正印」で行いますが、許容されるのは1ヵ所までです。修正箇所が多いと見た目を損ない、応募に対する真剣さも伝わりにくくなってしまいます。
» 間違えた履歴書の正しい修正の仕方
修正箇所のない履歴書は丁寧さや誠実さもアピールでき、採用担当者からも好印象を得られます。
誤字脱字を防げる
誤字脱字のない履歴書を作るためにも下書きは欠かせません。書類は書いている最中は気付かなくても、時間をおいてから推敲すると誤字脱字が見つかることも多いです。
履歴書も下書き後に時間をおいてから見直すことで誤字脱字を発見でき、正しい文章で提出できます。
» 誤字脱字のある履歴書が採用に与える影響
バランスの整った履歴書にできる
下書きは履歴書全体のバランスを整えるのにも役立ちます。
書き上げた後に全体のバランスを見ることで、文字サイズや文字間隔、余白などを調整でき、見た目の整った履歴書に仕上げられます。
» 簡単!履歴書をきれいに書く方法
魅力的な履歴書を作るコツ
魅力的な履歴書を作るためにも転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは企業紹介だけでなく、履歴書の添削も行ってくれます。転職エージェントの利用は無料なので、履歴書の書き方に不安のある人はぜひ利用しましょう。
» 転職エージェントおすすめランキング
履歴書に下書きをするときの7つのコツ・ポイント
履歴書に下書きをするときの7つのコツ・ポイントを紹介します。押さえておくことで失敗せずに履歴書が作成できます。
- 下書きには鉛筆(H/HB)を使用する
- 筆圧は弱く書く
- 書く内容をまとめておく
- 定規で横線を引く
- 消しゴムはきれいなものを使用する
- 清書するつもりで丁寧に書く
- 清書後は時間をおいて下書きを完全に消す
下書きには鉛筆(H/HB)を使用する
履歴書の下書きにはHやHBなどの色が薄い鉛筆が適しています。Bを超える濃い鉛筆は消しゴムで消しても跡が残りやすいので控えた方が無難です。
シャーペンでも良いですが、芯が細すぎて消しゴムで消しても凹んだ跡が残ってしまうため、鉛筆の使用をおすすめします。鉛筆でも芯先が尖っていると紙が凹んで跡が残りやすくなるため、少し丸まったものを使用しましょう。
ただしシャーペンの方が字がきれいに書けるという人は、シャーペンで下書きしましょう。
下書きもきれいに書くことが重要です。下書きの上から丁寧にボールペンでなぞれば、凹んだ跡もわかりにくくできます。
筆圧は弱く書く
下書き時の筆圧は弱く書きます。弱い筆圧で書くと、紙も凹むことなく消しゴムできれいに消せます。強い筆圧で書いてしまうと、一生懸命消しゴムをかけても紙が凹んで跡が残りやすくなるため注意しましょう。
履歴書はきれいな状態で出すことがマナーです。用紙で凹んでいる部分があれば「大切な書類を正しく作ることができない」と捉えられて、採用に不利になる場合もあります。
履歴書の下書きは跡が残らないよう弱い筆圧で書くようにしましょう。
書く内容をまとめておく
下書きをする前には書く内容をまとめておきましょう。志望動機欄・自己PRなどのフリースペースは、考えながら書くとまとまりに欠けた文章になってしまいます。
何度も書いて消してを繰り返すと、鉛筆の汚れが消えなくなったり紙が傷んでしまったりと見た目を損ないます。長文を考えるときはパソコンやスマホのメモ帳機能の使用がおすすめです。
まとまりの良い文章を作ることができ、下書きも自信を持ってきれいに書けるようになります。
定規で横線を引く
下書きをするときは定規で適度な幅で横線を引いておくと、まっすぐバランスの良い文字を書けるようになります。
文章はまっすぐ書いているつもりでも、次第に右下がり・右上がりになってしまうことがあります。同様に文字サイズも書いている最中に大きさが変わりやすいです。
斜めの文章やバラバラなサイズの文字はバランスが悪く、丁寧さに欠けます。整った見た目を求められる履歴書には好まれません。
最初から下書きで薄く横線を引いておくと、まっすぐきれいに文字・文章を書けるようになります。採用担当者からも「丁寧に書いている」と好印象を得られるでしょう。
消しゴムはきれいなものを使用する
下書きを消す消しゴムは、きれいなものを使用しましょう。古い消しゴムや汚れている消しゴムを使うと、消しゴムから履歴書に汚れがうつってしまいます。
汚れていないきれいな消しゴムを準備して丁寧に下書きを消しましょう。
清書するつもりで丁寧に書く
見た目の整った履歴書を作るためには、下書き段階で清書するつもりで丁寧に書くことがポイントです。
下書きだからと言って適当に書くと清書の文字も雑な印象に。誤字脱字があっても見つけにくくなり、下書きの意味を成さなくなってしまいます。
下書きで丁寧に書いておくとボールペンでなぞるだけで下書きの文字も見えなくなるので、消しゴムで消す作業も楽になります。
清書後は時間をおいて下書きを完全に消す
ボールペンでの清書後は下書きを完全に消すようにします。
履歴書は採用者の選考で使う重要な文書です。下書きの跡が残っていると他の履歴書に見劣りしますし「ビジネスマナーを理解していない」と考えられてしまうかもしれません。
下書きは丁寧に完全に消すことが重要です。
下書きをすることで魅力的な履歴書を作成できる
見た目の整った履歴書を作成するためには下書きが欠かせません。誤字脱字を防ぐことができ、履歴書全体のバランスも整えられます。
丁寧な人柄や適切な文書作成能力があることも伝えられるので、採用担当者の目にも魅力的に映るはずです。
履歴書はあなたの第一印象を左右します。本記事を参考に、ぜひ下書きをして魅力的な履歴書を作成してみてください。
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