【8つの職種別例文付き】職務経歴書の「職務要約」の書き方|転職が多い場合にも対応

【8つの職種別例文付き】職務経歴書の「職務要約」の書き方|転職が多い場合にも対応
  • 職務経歴書の職務要約って何のためにあるんだろう?
  • 職務要約の基本的な書き方が知りたい
  • 応募する職種での職務要約の例文が見たい

転職活動において、職務経歴書を作成する際に最初に書くのが職務要約です。

応募側から見れば「詳細は別で書いてあるし、いらないのでは?」と思ってしまいがちな職務要約。しかし、採用側にとって職務要約は必須であり、職務要約のない職務経歴書は読んでさえもらえない可能性があります

本記事では、職務経歴書における職務要約の概要と書き方、職種別例文を紹介します。記事を読むことで、書類選考の突破率を上げる効果的な職務要約の書き方が分かるはずです。

職務経歴書の職務要約は「簡潔に」「事実ベースで」「応募先企業に合わせて」書くことが大切です。

採用担当者
採用担当者

採用担当者の目に留まる職務要約を作成して、転職活動を有利に進めましょう。

職務経歴書の「職務要約」とは

職務経歴書の職務要約について、概要と役割を解説します。

職務要約は「自身の経歴まとめ」

職務経歴書の職務要約は「自身の経歴まとめ」に当たります。社会人になってからの経験や培ったスキルを端的にまとめたものが職務要約です。
» 【見本付】職務経歴書の書き方とコツ

職務要約が必要な理由は、応募者が自社に役立つ人材かを瞬時に見極めるためです。企業には膨大な数の応募書類が届きます。採用担当者には、1つ1つ丁寧に読む時間がありません。

多くの応募社の中から自社に合う人材を見つけるには、職務要約で概要を掴むのが効率的です。応募者の経歴が冒頭の数行にまとまっていることで「書類を読み進める価値のある応募者か」を短時間で見極められます

職務要約の3つの役割

職務要約には以下3つの役割があります。

  • 経歴・スキルを瞬時に伝えられる
  • 面接での質問が想定しやすくなる
  • 魅力的な推薦状が書いてもらえる

経歴・スキルを瞬時に伝えられる

職務経歴書の冒頭に職務要約があれば、経歴やスキルを瞬時に伝えられます。

採用担当者は、届いた応募書類の一字一句に目を通す時間がありません。要約がなければ、職務経歴書のどの部分がアピールポイントなのか分からず、効果的な自己PRにつながりません。

限られた時間の中で、募集要項にマッチする経歴・スキルを持つ人材だとアピールすることが、職務要約の大きな役割です。

面接での質問が想定しやすくなる

職務要約を書くことで、面接時の質問が想定しやすくなります。

企業の面接担当者は、1日で複数の面接を担当します。限られた準備時間の中で、ポイントを絞って質問するために目を通すのが職務要約です。

採用側が「深掘りして聞いてみたい」と思う内容を職務要約に盛り込みましょう。面接で受ける質問が想定しやすくなります。

魅力的な推薦状が書いてもらえる

職務要約があれば、転職エージェントが企業に提出する推薦状も魅力的な内容になる可能性が高いです。

推薦状

企業への応募書類提出時に転職エージェントが添える文書のこと。転職エージェントの立場から、応募者の人柄や強みが記載される。

推薦状は転職エージェントを利用するメリットの1つです。企業との信頼関係を築いている転職エージェントからの推薦文は、企業側の選考に大きく影響します。
» 転職エージェント経由が有利な理由

しかし、転職エージェントの担当者は20~30人の求職者を同時に抱えることも多いです。企業と同様、限られた時間の中で魅力を把握してもらうためには、職務要約が重要な役割を果たします。

採用担当者
採用担当者

職務要約を端的にまとめることで、魅力的な推薦状を書いてもらいやすくなります。

職務経歴書「職務要約」の基本的な書き方

職務経歴書に記載する職務要約の基本的な書き方は、以下の通りです。

  • 200~300文字程度で簡潔に書く
  • 主観は排除して事実ベースで書く
  • 応募先企業に合わせて書く

200~300文字程度で簡潔に書く

職務要約は200~300文字程度で簡潔に書きましょう。

職務要約が長すぎる場合「自身の考えを端的に伝えられない人物」と認識されます。コミュニケーション能力の不足として、評価ダウンにつながる可能性が高いです。

一方で、職務要約が短すぎる場合は投げやりな印象を読み手に与えてしまいます。入社への熱意が伝わらないため、続きを読み進めてもらえる可能性は低くなります。

200~300文字程度を目安として、必要な情報が過不足なく伝わる職務要約を作成しましょう。

主観は排除して事実ベースで書く

職務要約を書く際は、主観は排除して事実ベースで書きましょう。

採用担当者が応募書類を確認する際「客観的に見て募集要項にマッチする人材か」を見ています。主観で過去の経験を語っても、プラスの評価には繋がりません。

主観を排除すれば、スマートなビジネスパーソンとの印象も与えられます。

採用担当者
採用担当者

実績を数字で示すなど、事実ベースで経験やスキルをまとめましょう。

応募先企業に合わせて書く

職務要約を書く際は、応募先企業が求める人材像に当てはまるよう意識しましょう。

自身の経歴・スキルを端的に事実ベースでまとめたとしても、企業の募集要項にマッチしていなければ意味がありません。志望する業界・企業を綿密に調査した上で、採用担当者に響く内容に絞って記載しましょう。
» 転職が成功する企業研究のやり方

職務要約を読んだ段階で「求める人物像に近そう」だと感じさせれば、書類選考を通過する確率は高いです。応募先企業に合わせた魅力的な職務要約に仕上げましょう。

【状況別】職務経歴書「職務要約」の書き方

職務経歴書に記載する職務要約の書き方を、以下3つの状況別に解説します。

  • 初めての転職の場合
  • 転職回数が多い場合
  • 社会人経験がない場合

初めての転職の場合

今回が初めての転職という方は、以下の流れで職務要約を書きましょう。

  1. 現職の会社名・職種・在籍年数
  2. 担当業務の内容
  3. 特筆すべき成果
  4. 入社後の意気込み

転職経験がなければ書く内容が絞られるため、端的にまとめられるはずです。

同一企業で複数の職種を経験している場合は、それぞれ記載しましょう。ただし、応募する企業・職種に近い経歴・スキルがある場合は絞ってもOKです。

採用担当者
採用担当者

採用担当者の目に留まる職務要約に仕上げるよう意識しましょう。

転職回数が多い場合

転職回数が多い方は、以下の流れで職務要約を書きましょう。

  1. 新卒以降に在籍した会社名・職種・在籍年数
  2. 担当業務の内容(募集要項に合う経歴をメインに)
  3. 特筆すべき成果(募集要項に合う実績をメインに)
  4. 入社後の意気込み

転職回数が多い場合は、キャリアの中で今回応募する企業・職種に最もマッチする経験・スキルに絞って記載しましょう。特に異業種・異職種を経験している場合、全て記載すると内容がブレてしまいます。
» 複数社に転職した場合の職務経歴書の書き方

自身のキャリアを棚卸しした上で、応募先企業にマッチする経歴・実績に絞って記載しましょう。
» 転職に成功する自己分析のやり方

社会人経験がない場合

社会人経験がない場合は「学業」もしくは「学業以外」どちらかの活動を記載しましょう。「学業以外」の活動例としては、クラブ活動・インターンシップへの参加・ボランティア活動などが挙げられます。

  1. 出身大学・学部
  2. 「学業」もしくは「学業以外」の活動内容
  3. 「学業」もしくは「学業以外」の活動で挙げた成果
  4. 入社後の意気込み

社会人経験がない場合「アルバイト経験しかなく、書くことがない」と悩む方は多いです。

基本的にアルバイト経験は職務要約に書くべきではありません。しかし、以下のような場合は記載してもOKです。

  • 応募する職種に関連している
  • 社員と同レベルの仕事を任されていた
  • 社員登用の打診を受けた

学業・学業以外にかかわらず、成果に寄与した自身の経験・スキルが応募先企業でも活きることをアピールしましょう。

【8つの職種別】職務経歴書「職務要約」の例文

以下8つの職種別に、職務経歴書に記載する職務要約の例文を紹介します。

  • 事務職
  • 経理職
  • 販売・サービス職
  • 営業職
  • 企画・管理職
  • エンジニア職
  • 技術職
  • 受付職

事務職

事務職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、営業事務として〇年間従事してきました。営業担当者10名の見積書・契約書・請求書等の書類作成に加え、電話や来客時の対応、営業資料作成や精算業務などに携わっています。

事務作業の効率化にも取り組んでおり、見積書作成用のExcelファイルを一部自動化したことで、見積書作成にかかる時間を半分に減らせました。また、10種類以上の文書について、社内用フォーマットを整備したことで各営業担当の業務効率化に貢献しました。

貴社に入社後も、事務のスペシャリストとして、円滑な業務の遂行・効率化の推進で貢献したいと考えております。

経理職

経理職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、経理担当として〇年間従事してきました。最初の3年間は、営業所において月次処理・売掛金買掛金の管理などを担当しました。その後は本社経理部にて5年間、原価計算・財務諸表作成・予算策定・連結決算など幅広く経理業務に携わっております。在籍中には簿記1級を取得しております。

子会社の連結化においては、チームリーダーとして子会社経理部との折衝を行ない、スムーズな連結完了に貢献しました。

貴社に入社後も、経理のスペシャリストとして事業の発展に貢献したいと考えております。

販売・サービス職

販売・サービスなど接客業に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、アパレルブランド△△の販売担当として〇年間従事してきました。お客様1人1人に寄り添った提案を心がけ、売上実績を伸ばしたことで3年目には社内表彰を受けています。

5年目からは店長職を任され、お客様の導線見直しや自店舗独自のキャンペーンを実施するなどマーケティング施策を投下したことで、売上前年比120%を達成しました。

貴社に入社後も、販売のスペシャリストとして事業拡大に貢献したいと考えております。

営業職

営業職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、加工食品の営業担当として〇年間従事してきました。既存顧客への売場づくりの提案、新規顧客開拓の双方に注力したことで、需要が縮小する中でも担当エリアの売上を5年間で40%伸長させました。

特に既存店と連携した売場づくりについては、顧客とのWin-Winの取り組みが評価され、社内表彰を受けています。その後、好事例として他のエリアにも横展開されました。

貴社に入社後も、営業職のスペシャリストとして事業拡大に貢献したいと考えております。

企画・管理職

企画・管理職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、商品企画部にて〇年間従事してきました。市場調査を通じて顧客ニーズを洗い出し、営業・マーケティング部門とも連携した上で既存の枠組みに囚われない商品企画を心掛けています。

年間約30品の商品企画に携わり、3年目に手掛けた商品は新たな顧客ニーズを掘り起こした商品として社内表彰を受けました。現在は各営業支店を回って商品企画に関するセミナーを実施し、全社的な商品企画力の底上げに貢献しています。

貴社に入社後も、企画職のスペシャリストとして事業拡大に貢献したいと考えております。

エンジニア職

企画・管理職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、システムエンジニアとして〇年間従事してきました。4年目までは担当クライアントに常駐し、要件定義から保守運用までシステム開発に幅広く携わってきました。

5年目からは顧客向け案件のリーダーとして、既存顧客である金融機関向けのシステム改善や新規システム導入の提案・見積作成を担当しています。顧客と一体になってシステム改善に取り組んでおり、受注額は前年比125%を達成しました。

貴社に入社後も、システムエンジニアのスペシャリストとして事業の発展に貢献したいと考えております。

技術職

技術職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、生産技術職として〇年間従事してきました。3年間は工場の生産技術担当として、既存生産ラインの効率化や新規生産ラインの導入に携わりました。

4年目からは本社の生産技術担当として、各工場を支援しています。生産効率の低下が課題となっていた〇〇の生産ラインに対し、設備のメンテナンスと作業員への教育徹底を提案・サポートし、生産効率を30%改善させました。

貴社に入社後も、生産技術のスペシャリストとして事業拡大に貢献したいと考えております。

受付職

受付職に応募する際の職務要約の例文は、以下の通りです。

新卒で〇〇株式会社に入社後、〇〇百貨店〇〇店の受付として〇年間従事してきました。各売場へのスムーズな案内に加え、さまざまな問合せに対してお客様1人1人に寄り添った対応を心掛けています。英語力を活かし、海外のお客様からの問合せにも対応してきました。

5年目からは新人教育も任され、OJTや研修を通じて全社的なサービス品質の向上に貢献しています。

貴社に入社後も、受付職のスペシャリストとして事業の発展に貢献したいと考えております。

職務経歴書の「職務要約」で採用担当の心を掴もう

職務経歴書の「職務要約」の基本的な書き方は、以下の通りです。

  • 200~300文字程度で簡潔に書く
  • 主観は排除して事実ベースで書く
  • 応募先企業に合わせて書く

職務経歴書において、職務要約は採用担当者・面接担当者が最初に目を通す部分です。
» 【見本付】職務経歴書の書き方とコツ

端的に経歴・スキルを伝えることで、企業が求める人物像に近いことをアピールしましょう。

職務要約の書き方に不安がある方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削を依頼するのがおすすめです。キャリアのプロの目線でアドバイスが受けられる他、選考突破の助けとなる推薦状も用意してくれます。

採用担当者
採用担当者

的確に魅力が伝わる職務要約を作成して、採用担当者の心を掴みましょう。

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