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- 履歴書には携帯電話のメールアドレスを書いてもいいの?
- 書類選考への応募後にメールアドレスを変更したらどうすればいい?
- メールアドレスを書く場所がない場合は空欄でもいい?
履歴書に記入するメールアドレスは、企業と連絡を取るための大事な項目です。メールアドレスがなく電話番号しか書かれていない場合、お互いに時間を合わせないと連絡を取れません。
この記事では、転職活動に必要なメールアドレスの書き方と作成時のポイントを解説します。記事を読めば、社会人として恥ずかしくないメールアドレスを履歴書に書けます。
「メールアドレスは何でもOK」と思っている方は要注意。企業はあなたと連絡を取るたびに、そのメールアドレスを見ています。
自分の名前を含めるなど、転職時には短く分かりやすいビジネス用のメールアドレスを使用しましょう。
履歴書にメールアドレスは必要?
履歴書にメールアドレスは必要です。転職活動中は電話よりメールの方が時間に縛られることなく、お互い好きな時間に連絡を取れます。
電話番号しか書かれていなければ、昼休みや営業時間外に電話をしてもらうなど採用担当者に負担をかけてしまいます。携帯電話のメールアドレスしかない場合は、新しく作成しましょう。
» メールアドレス作成時のポイント
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最強の転職エージェントTOP5履歴書のメールアドレス【正しい書き方】
履歴書におけるメールアドレスの正しい書き方を解説します。履歴書の種類によって書き方が異なるので注意してください。
- 読みやすく丁寧に書く
- メールアドレス欄がない場合は緊急連絡先や本人希望欄に書く
- 分かりにくい文字にはふりがなを振る
- メールアドレスが1行で入らない場合は改行する
読みやすく丁寧に書く
メールアドレスは確実に伝えられるよう、丁寧に書く必要があります。1文字でも間違えてしまうとメールが届きません。
転職活動においてメールは大切な連絡手段です。誰が見ても確実にアドレスが伝わるように記入してください。
筆記体ではなくブロック体で書く
メールアドレス欄がない場合は緊急連絡先や本人希望欄に書く
履歴書にメールアドレス欄がない場合でも必ず記入しましょう。緊急連絡先や本人希望欄に書けばOKです。
メールでは選考の日時調整だけでなく、書類が添付されて送られてくることもあります。「メールアドレスは持っていて当然」と考えている採用担当者もいるので、忘れずに記入してください。
» 履歴書の本人希望欄の書き方と注意点
緊急連絡先にメールアドレスを書く場合、ふりがなは不要です。記入する際は「メールアドレス:」と付け加えておきましょう。
» 【履歴書の緊急連絡先】正しい書き方
分かりにくい文字にはふりがなを振る
メールアドレスが正しく伝わるか不安な場合はふりがなを振りましょう。アルファベットと数字はパソコンでも見分けが付かないことがあります。
- 「0」ゼロ、「o」オー
- 「1」イチ、「I」アイ「l」エル
- 「6」ロク、「b」ビー
- 「9」キュー、「q」キュー
- 「u」ユー、「v」ブイ
- 「-」ハイフン、「_」アンダーバー
空いたスペースかふりがな欄に記入すればOKです。ふりがなは分かりにくい文字だけに振ってください。
» 履歴書の名前・住所のふりがなの書き方
基本的にメールアドレスにふりがなは不要
メールアドレスが分かりにくい場合はふりがなを記入しますが、基本的には不要です。「yamamoto1990@xxx.com」というアドレスだった場合、採用担当者は「名字(山本)+1990年生まれかな?」と簡単に想像できます。
そもそも分かりにくいアドレスは使用しないのが無難です。作成時には分かりやすいメールアドレスに設定しましょう。
メールアドレスが1行で入らない場合は改行する
メールアドレスが長くて入りきらない場合は「@」の前で改行して枠内に収めます。それでも入らない場合は、転職用に短いアドレスを新しく作りましょう。
長いメールアドレスはNG
転職活動において長いメールアドレスにメリットはありません。長いメールアドレスは、企業にとっても入力が面倒に感じてしまいます。
アドレスが長くなるほど入力ミスも起きやすくなります。大切な連絡を受け取れなくなるかもしれません。
記入欄が2つある場合は別のメールアドレスを記載する
履歴書にメールアドレスを記入する箇所が2つある場合、できるだけ別のメールアドレスを書きましょう。何らかの原因でメールが届かなかったときに重要な連絡が受け取れなくなります。
履歴書のメールアドレス欄に「同上」を使用してはいけません。同じメールアドレスを書くにしても、履歴書には省略せずに書いてください。
採用担当者が1つめのメールアドレスを読めなかったときでも、予備のメールアドレスに送信できます。確実に連絡を受け取るためにもメールアドレスを2つ書くのがおすすめです。
» 履歴書における同上の使い方と注意点
メールアドレスを変更する前に連絡
書類選考に応募している企業がある場合、メールアドレスを変更する前に連絡しましょう。選考結果の連絡などを受け取れない場合があります。「メールでのご連絡は新しいメールアドレス(xxx@gmail.com)にお願いします。」などと送ってください。
履歴書のメールアドレスを作成するときのポイント
転職用のメールアドレスを作成する際のポイントを解説します。スムーズに連絡を取り合うためにも、以下4つのポイントを押さえましょう。
- フリーメールアドレスを使う
- 携帯電話のキャリアメールはNG
- 自分の名字を入れる
- 短く分かりやすいメールアドレスにする
フリーメールアドレスを使う
転職用のメールアドレスを作成するときは、フリーメールアドレスを使いましょう。誰でも簡単に作成できてすぐに使えます。
おすすめはビジネスでもよく使われている「Gmail」ですが「Yahoo!メール」や「iCloud」でも問題ありません。日中にメールを確認できるものが理想です。
迷ったら「Gmail」を使いましょう。
携帯電話のキャリアメールはNG
履歴書に携帯電話のキャリアメールを書くのは避けましょう。キャリアメールは添付ファイルが開けなかったり、メールが受信拒否ボックスに入ったりすることがあるからです。
以下のように携帯会社の名前が入っているメールアドレスは使えません。
- @ezweb.ne.jp
- @softbank.ne.jp
- @docomo.ne.jp
記入欄が2つあっても携帯電話のメールアドレスは記載しないでください。新たに作成するか、同じメールアドレスをもう一度記載しましょう。
PCと携帯電話で同じメールアドレスを使っている場合
GmailなどPCと携帯電話で同じメールアドレスを使っている場合は、そのまま記載してOKです。携帯電話のキャリアメールだけ使わないように注意してください。
自分の名字を入れる
転職用のアドレスには名字を入れておきましょう。採用担当者もアドレスを見ただけで、誰からのメールか分かりやすくなります。
「okinawa」「camp」のような単語入りのアドレスでもNGではありません。しかし、社会人として次の項目で挙げたメールアドレスを参考にしてください。
短く分かりやすいメールアドレスにする
メールアドレスは分かりやすい単語を使って15文字以内にしましょう。採用担当者も分かりやすいアドレスは入力ミスも防げてありがたいものです。
転職におすすめのメールアドレスは「名前+α@xxx.com」という形です。下記を参考に作成してみてください。
- s.yamamoto@xxx.com
- yamamoto-job@xxx.com
- yamamoto1990@xxx.com
誰が見ても恥ずかしくないメールアドレスを作成しましょう。
魅力的な履歴書を作る方法
魅力的な履歴書を作成するためにも、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは書類添削を行なっており、ビジネスマナーをチェックしてくれます。転職エージェントの利用は完全無料です。
» 転職エージェントおすすめランキング
履歴書のメールアドレスに関する注意点
転職用のメールアドレスを作成する際には注意点があります。採用担当者に悪い印象を与えないためにも、以下のポイントを押さえましょう。
- 差出人の表示名に変な名前をつけない
- 会社のメールアドレスを使用しない
- 書き間違えたら修正できない
- ビジネスマナーのないメールアドレスにしない
- メールアドレスを書かないのはNG
差出人の表示名に変な名前をつけない
Gmailなどメールアドレスを作成したときに、自分の名前を登録する場面があります。登録した名前がメールを受信した相手に表示されるため、変な名前を付けないようにしましょう。
あだ名や恥ずかしい名前で登録してしまうと、採用担当者に見られてしまうため気をつけてください。名前は漢字フルネームで登録すればOKです。
会社のメールアドレスを使用しない
会社から与えられているメールアドレスは、転職で使用してはいけません。会社のものを私用で使うのはNGです。
企業によっては送受信したメールをチェックしている場合もあります。自分の会社がメールをチェックしていた場合、転職活動がバレてしまうことも。
トラブルの原因となるため、自分で取得したアドレスを使うようにしましょう。
書き間違えたら修正できない
メールアドレスに限った話ではありませんが、履歴書は書き間違えると修正ができません。1文字でも間違えてしまったら最初から書き直しになります。
» 誤字脱字のある履歴書は1文字でも落ちる
書くときに間違えにくいため、短くて分かりやすいメールアドレスの方がおすすめです。短いアドレスは自分にも応募先企業にもメリットがあります。
ビジネスマナーのないメールアドレスにしない
転職活動で使用すべきではないメールアドレスも存在します。以下のようなメールアドレスは、転職活動にふさわしくないため使わないようにしましょう。
- jhkl1vaaue@xxx.com:文字列がランダム
- okinawa_love@xxx.com:趣味が強く出ている
- yamamot0_love@xxx.com:数字とアルファベットが分かりにくい
分かりにくいアドレスや趣味が強く出ているアドレスは転職活動には適しません。転職用のメールアドレスを作成すれば、管理もしやすくなります。
» ビジネスメールのマナーと書き方
メールアドレスを書かないのはNG
履歴書にメールアドレス欄がない場合や書きたくない場合でも、書かないのはNGです。電話での連絡が難しい場合の連絡手段としてメールが役立ちます。
携帯しかない場合は、新しくメールアドレスを作成しましょう。「Gmail」や「Yahoo!メール」などのフリーメールであれば、誰でもすぐに作成できます。
» 転職用メールアドレス作成時のポイント
すでに自分のメールアドレスを伝えている場合
企業が自分のメールアドレスを知っている場合でも、履歴書には必ず記入しておきましょう。書類選考と面接では担当者が変わることもあります。
選考においてメールアドレスを書くことにデメリットはないため、必ず記入してください。
履歴書にメールアドレスを書くべき理由
メールアドレスは転職活動において様々な場面で使用します。
- 面接等の日程調整
- 書類や資料の受け取り
- 選考日時の確認
面接等の日程調整
選考の日程調整はメールで行われることが多いです。お互いに都合のいいタイミングで連絡を取れるため、電話はほとんど使用されません。
メールを受信したらその日に返信しましょう。すぐに返せない場合は「いつまでに回答できるか」を企業に伝えておきます。
企業は返信がないと「メールを見ていないのか」「志望度が低いのか」と思ってしまいます。遅くても24時間以内には返信してください。
メールの返信が遅いことを理由に評価が下がったらもったいないです。
書類や資料の受け取り
転職活動では、メールに添付ファイルを付けてやりとりをする場面も多くあります。メールに添付ファイルを付ける場面は、以下の通りです。
- 面接会場の案内や地図を受け取るとき
- 入社に関する資料などを受け取るとき
- 履歴書や職務経歴書を送るとき
履歴書や職務経歴書をメールで送る際はパスワードを設定して送りましょう。
» 履歴書をメールで送るときの注意点
選考日時の確認
メールを使って選考の日程調整をしている場合、メールを見返すことで詳しい日時などを確認できます。電話では場所や日時などを聞き返せませんが、メールなら心配いりません。
やりとりの内容はメールに残るので、万が一トラブルになりそうなときでも安心です。
メールアドレスを書き忘れた場合
メールアドレスを記入せずに提出してしまった場合は、すぐに採用担当者へ連絡しましょう。自分のミスで手間を取らせてしまうため、しっかりとお詫びをします。
担当者からその後の指示を受けたら、すぐに対応してください。過剰に謝る必要はありませんが、メールなどを送る場合は「申し訳ありませんでした」と一言付け加えておきます。
履歴書のメールアドレスを正しく書こう
履歴書にはメールアドレスを必ず記載しましょう。転職活動において、企業と連絡を取り合う手段は電話だけではありません。転職用にメールアドレスを作成するポイントは以下の通りです。
- フリーメールアドレスを使う
- 自分の名字を入れる
- 短く分かりやすいメールアドレスにする
プライベートで使用しているメールアドレスを使用しても構いません。しかし携帯電話のメールアドレスを使うのは避けてください。添付ファイルが開けなかったり、メールが受信拒否ボックスに入ったりする場合があります。
転職用にメールアドレスを新しく作成するのがおすすめです。プライベートのメールと混同してしまうと、採用担当者からの重要な連絡を見逃してしまう可能性があります。
履歴書にはメールアドレス以外にも重要なポイントがあります。以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
» 転職に成功する履歴書の書き方と見本
履歴書の悩みをプロに無料相談できる!
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