【ふりがなの書き方】履歴書の名前・住所における3つのポイント！ひらがなorカタカナ

転職の成功に重要な履歴書には、ふりがなを正しく書かなければいけません。書き方を間違えると採用担当者に悪い印象を与えてしまうことも。

この記事では、履歴書の名前・住所欄におけるふりがなの正しい書き方を解説します。記事の内容通りにふりがなを振れば、採用担当者にビジネスマナーのある人材だと判断されます。

履歴書のふりがなの書き方【3つのポイント】

履歴書でふりがなを書くときは以下の3つを押さえてください。

ひらがなとカタカナを正しく使い分ける

ふりがな欄におけるひらがなとカタカナの正しい使い分け方は以下の通りです。

「ふりがな」と書いてある場合

ひらがなで書く

「フリガナ」と書いてある場合

カタカナで書く

1行で記載する

履歴書のふりがなは1行で書くのが原則です。住所が長くても、必ず1行で収まるような字の大きさで書きましょう。

住所自体は2行で書いても問題ありません。住所が長い場合は、アパート名などを2行目に書くこともあります。
» 住所が長い場合の書き方

漢字の上に書く

ふりがなは漢字の上に書いてください。該当する漢字の読みが分かりやすく、採用担当者にとって親切だからです。

ふりがなを先に書くと、上手く漢字の上に合わせられない可能性があります。名前・住所を先に書いてから、ふりがなを振るのがおすすめです。

履歴書のふりがなの書き方【名前】

履歴書の氏名欄のふりがなは、以下2つのポイントを押さえてください。

漢字以外にもふりがなを振る

名前がひらがなだとしても、全ての文字にふりがなを振ります。名前が「あゆみ」だとしたら「あゆみ」までふりがなを振ってください。

名字と名前の間は1文字分スペースを空ける

名字と名前の間は、区切りが分かりやすいように1文字分スペースを空けましょう。氏名によっては、スペースがないとどこまでが名字でどこからが名前か分からなくなります。

履歴書のふりがなの書き方【住所】

住所欄のふりがなは、以下4つのポイントを押さえてください。

都道府県名から市町村名まで振る

履歴書の住所は、都道府県名から市町村名までふりがなを振ります。住所の「◯丁目◯番地◯号」にふりがなを振る必要はありません。

区切りごとに1文字分スペースを空ける

氏名欄と同じく、都道府県名・市町村名の区切りには1文字分のスペースを空けます。スペースを空けることで、住所の区切りが分かりやすくなるからです。

漢字入りの建物にはふりがなを振る

建物名に漢字やアルファベットが入っている場合は、誰にでも分かるようにふりがなを振ってください。カタカナの建物名であれば確実に読めるため、ふりがなの必要はありません。

算用数字にふりがなは振らない

算用数字にふりがなは振りません。ふりがなは基本的に漢字に振るものだからです。

履歴書は横書きなので「◯丁目◯番地◯号」には算用数字を用います。「丁目」「番地」の部分にもふりがなを振る必要はありません。

履歴書の名前・住所のふりがな【注意点】

履歴書のふりがな欄を記載する際には以下の点を押さえましょう。

丁寧に書く

履歴書のふりがなは丁寧に記載してください。ふりがな欄は他の項目に比べてスペースが小さいため、汚い字だと読みにくいです。

記載欄からはみ出さない

履歴書のふりがなは記載欄からはみ出してはいけません。履歴書の見た目が損なわれるだけでなく、ビジネスマナーのない人材だと判断され、採用担当者への印象が悪くなります。

文字数と記載欄のバランスを考え、しっかりと収まるようにふりがなを書いてください。あらかじめ鉛筆やシャープペンシルなどで下書きをしておけば、バランスの良い見た目に仕上がります。
» 履歴書に下書きする方法とコツ

履歴書における住所の書き方

履歴書における住所の正しい書き方は以下の通りです。採用担当者に悪い印象を与えないよう、書き方の基本を押さえましょう。

正式名称で書く

履歴書に書く住所が長くても、必ず正式名称で記載しましょう。履歴書は正しい情報を正確に伝えるための書類です。
» 履歴書に書く正しい住所の調べ方と書き方

以下の2つは省略しがちなので注意してください。

アパート・マンション名を書き忘れて送ってしまった場合は、メールで採用担当者に連絡しましょう。選考結果の通知を受け取れない可能性があります。
» 履歴書を間違えたまま提出したときの対処法

「-(ハイフン)」を書いて提出してしまった場合、連絡の必要は特にありません。「-(ハイフン)」で書いたからといって、落ちるわけではないからです。
» 書類選考に落ちる履歴書の特徴5選

現住所を書く

履歴書には現住所を書きます。選考結果の通知が届くからです。

住民票と違っても現住所を書きます。選考中に帰省している可能性がある場合は、緊急連絡先に実家の住所を書きましょう。
» 履歴書における緊急連絡先の書き方

近々引っ越しの予定がある場合は、新居の住所を書いてもOKです。新居の住所を書く場合は、転居予定日も一緒に書いてください。
» 【引っ越す場合】履歴書の書き方

住所が長い場合は2行で書く

履歴書に書く住所が長い場合は2行で書いてください。無理やり1行で書こうとすると、文字が小さくて読みにくくなります。

ふりがなは必ず1行で書きましょう。ふりがなを2行で書くのはマナー違反です。

履歴書の名前・住所には正しくふりがなを振ろう

履歴書のふりがな欄は、採用担当者に正しい情報を伝える大切な項目です。書き方を間違えると採用担当者に正確な情報を伝えられないだけでなく、ビジネスマナーのない人材だと判断されてしまいます。

「ふりがな」と書かれている場合はひらがな、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで書いてください。

名前にふりがなを振る際のポイントは以下の通りです。

住所にふりがなを振る際には以下のポイントを押さえましょう。

履歴書に正しくふりがなを振れば、ビジネスマナーのある人材と判断されます。大きな影響はないにしても、転職成功に一歩近づくのは間違いありません。
» 転職に成功する履歴書の書き方と例文