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- 履歴書に嘘を書くと何がマズいことがある?
- 少しくらいなら嘘を書いてもバレないのでは?
- 職務経歴書に嘘を書かないと入社できそうにない…
少しでも自分を良く見せようとして、履歴書や職務経歴書に嘘の職歴期間やスキルを書きたくなる気持ちもわかります。しかし、履歴書・職務経歴書に嘘を書くのは絶対に避けましょう。
この記事では、履歴書や職務経歴書に嘘を書くデメリットとバレる理由を解説します。記事を最後まで読めば、嘘を書かなくても採用担当者に良い印象を与える書き方がわかります。
ネガティブな情報でも、良い言い方に変えるだけで印象が良くなります。それでも採用の可能性が見出せないなら諦めて別の企業を探すか、資格やスキルを身につけて企業に相応しい人材になりましょう。
履歴書に嘘を書くと信用を失うだけでなく、内定取り消しや解雇の可能性もあるので注意してください。
嘘を書かなくても採用される履歴書が作れる!
最強の転職エージェントTOP5履歴書・職務経歴書に嘘を書くのは絶対ダメな3つの理由
履歴書や職務経歴書に嘘を書くのを絶対におすすめしない理由は以下の3つです。
- 人の信用を失う
- 採用されるのがゴールではない
- 内定取り消し・解雇の可能性がある
人の信用を失う
嘘をつくと人から信用されなくなります。履歴書や職務経歴書が嘘だらけだと判明すれば、本当のことを伝えても「また嘘なのでは?」と思われるからです。
嘘がバレてしまえば、信用を取り戻すのは至難の技。絶対に下記のようなことを書いてはいけません。
- 嘘の職歴期間
- 持っていない資格
- 身につけていないスキル
履歴書や職務経歴書の嘘がバレずに採用されたとしても、仕事をするうちに嘘がバレればその後の仕事はやりにくくなります。信用を失わないためにも、履歴書や職務経歴書に嘘を書くのはやめましょう。
採用されるのがゴールではない
転職をする目的は、採用されることではありません。転職の目的は今よりも良い職場に巡り合うことだからです。
履歴書や職務経歴書の嘘がバレると気まずい雰囲気になります。気まずい雰囲気のまま働くのは、あなたにとって良いことではありません。
本当に良い職場に転職するためにも、履歴書や職務経歴書に嘘を書くのはやめましょう。
内定取り消し・解雇の可能性がある
履歴書や職務経歴書の嘘がバレると、内定取り消しや解雇の可能性があります。最悪の場合、経歴詐称に問われて将来に影響を及ぼす可能性もあるので注意してください。
「高卒なのに大卒と書く」「犯罪歴があるのに賞罰欄が空欄」など、重要な経歴の嘘は入社後でも解雇の恐れがあります。民事責任に問われ、損害賠償請求される可能性も…。
採用されたとしても、嘘がバレるだけで今までの時間が水の泡。履歴書や職務経歴書に嘘を書くと、転職に費やした膨大な時間を無駄にします。
» 転職に成功する履歴書の書き方と見本
面接でも嘘はNG
履歴書・職務経歴書と同様、面接でも嘘を言うのはいけません。面接官からの質問事項に対する答えを準備していないと、とっさに嘘をついてしまうことがあります。
嘘をつかなくてもいいように、事前に質問を想定して何を答えるのか考えておきましょう。
履歴書の嘘がバレる時の具体例
履歴書や職務経歴書の嘘があなたのためにならないことはわかっても「嘘がバレなければいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、履歴書の嘘は高い確率でバレてしまいます。
履歴書・職務経歴書の嘘がバレる時の具体例を8つ紹介するので参考にしてください。
- 企業の経歴調査
- 仕事のクオリティ
- 源泉徴収票の提出
- 雇用保険被保険者証の提出
- 資格証明書・合格証の提出
- 年金手帳の提出
- 退職証明書の提出
- 卒業証書・成績証明書の提出
企業の経歴調査
応募先の企業はあなたに対して独自に調査する場合があります。調査方法は主に2つです。
- リファレンスチェック
- 所属していた企業の同僚・上司への調査
- バックグラウンドチェック
- 専門機関を利用した経歴の調査
職歴などをどこまで調べられるかは企業によって違います。SNSなどをチェックする場合もあり、細かい嘘でもバレることがあります。
経歴調査は全ての企業が行うわけではありません。しかし、金融業界などは架空取引・インサイダー取引など、不正行為を行っていないか厳しくチェックするので注意しましょう。
企業の経歴調査が行われれば、履歴書や職務経歴書の嘘は簡単にバレます。
仕事のクオリティ
履歴書や職務経歴書の嘘がバレずにうまく採用されたとしても仕事ぶりを見ればわかります。履歴書・職務経歴書に書いてある通りのクオリティを見せれなければ疑われるのは当然です。
- 英語を話せる:話せない
- 簿記の資格がある:事務ができない
- 接客経験あり:初心者レベルの接客
仕事のクオリティを見れば一目瞭然なので、偽るのはやめましょう。仕事ができないとわかれば、あなたにとって居づらい職場になることは目に見えています。
源泉徴収票の提出
前職の源泉徴収票を提出することで、履歴書や職務経歴書の嘘がバレてしまいます。源泉徴収票には給与や会社名、入退職日が書かれているからです。
年末調整には前職の源泉徴収票が必要なので、経歴詐称は確実にバレます。年末調整不要として自分で確定申告する場合でも、翌年度の市民税特別徴収の数値(住民税)を見られれば一目瞭然です。
» 会社に副業がバレる理由7選
雇用保険被保険者証の提出
雇用保険被保険者証を提出する場合でも同じです。雇用保険被保険者証には会社名・退職日が記載されています。
雇用保険被保険者証が必要なのは以下2つの要件を満たす場合です。
- 1週間の所定労働時間が20時間以上
- 31日以上の雇用見込みがある
アルバイトは提出の必要がないこともあります。しかし正社員として勤務する場合に雇用保険被保険者証は必要です。
資格証明書・合格証の提出
資格の必要な職業に転職する場合、資格証明書や合格証の提出を求められることがあります。嘘の資格を書くと、提出を求められた時点でバレるので絶対にやめましょう。
- 英会話が必要:英検・TOEIC
- 運転が必要:普通自動車運転免許
- 調理のスキルが必要:調理師免許
資格がないのに記載してしまうと採用後でも懲戒解雇の可能性があります。
嘘の資格を履歴書や職務経歴書に書くことは、あなたにとってメリットがありません。
» 履歴書の免許・資格欄の書き方【運転免許】
» 【見本付】職務経歴書の資格・免許の書き方
資格の嘘は詐欺罪の可能性あり
宅地建物取引士や建築士など資格手当がもらえる仕事で「資格がある」と嘘をついた場合、詐欺罪に問われる可能性があります。本来はもらえないはずの手当を、嘘の申告により受け取っているからです。詐欺罪に罰金刑はなく、10年以下の懲役刑に課せられます。
年金手帳の提出
社会保険の加入に必要な年金手帳の提出時にも、履歴書や職務経歴書の嘘がバレます。年金手帳には過去の加入履歴が記載しており、在籍していた企業名がわかるからです。
アルバイトでも、条件を満たす場合は社会保険に加入する義務があるので注意しましょう。
パート、アルバイトでも、1日または1週間の労働時間および1か月の所定労働日数が、通常の労働者の4分の3以上あれば加入させる必要があります。
人を雇う時のルール – 厚生労働省
正社員雇用の場合は確実にバレるので、絶対に嘘を書いてはいけません。
» 履歴書における副業の正しい書き方
退職証明書の提出
退職証明書の提出を求められた場合も同じようにバレてしまいます。退職証明証は職歴を証明するために、過去に在籍していた企業が発行する書類です。
退職証明書に記載する内容は、以下の5つから自身で選べます。
- 使用期間
- 業務の種類
- その事業における地位
- 賃金
- 退職の事由
こちらで選べるためバレたくない項目を隠すこともできますが、使用期間(入退社日)は省略できません。勤務年数に嘘をついている場合にバレてしまいます。
すぐに退社したことがバレたくないとしても、本当のことを書きましょう。
フリーランスの経歴もバレる?
フリーランスの経歴がある場合、隠してもバレます。収入を証明するものの提出を会社から求められた時に、年末調整や確定申告、厚生年金などの納付状況がわかるからです。リファレンスチェックが行われた場合にもバレることがあります。
フリーランスの経歴があってもマイナスなイメージは与えません。フリーランスは即戦力として期待できるからです。企業の役に立つ人材であることをアピールしましょう。
卒業証書・成績証明書の提出
卒業証書や成績証明書から履歴書の学歴詐称がバレることがあります。企業が卒業証書や成績証明書の提出を求める理由は以下の通りです。
- 卒業証書:正確な学歴を確認
- 成績証明書:学んだ内容の確認
高卒・大卒・大学院卒で給料の違う企業も多いです。少しでも給料を増やすため、高卒なのに大卒と偽る人もいます。
卒業証書や成績証明書は年金手帳など、他の書類と同時に提出を求められることが多いです。学歴詐称は軽犯罪法違反に問われる可能性もあるので注意しましょう。
» 【見本付】履歴書の学歴欄の書き方
卒業証明書の偽造は絶対NG
卒業証明書を偽造すると解雇どころか、公文書偽造罪に該当。公文書偽造罪は罰金だけでなく、3〜5年の懲役が課せられます。卒業証明書の偽造は絶対にいけません。
履歴書・職務経歴書に嘘を書きたくなった時の対処法
履歴書や職務経歴書に嘘を書きたくなった場合の対処法は以下の3つです。転職を成功させるためにも、ぜひ参考にしてください。
- デメリットを良い表現に変える
- 諦めて別の企業を探す
- 嘘ではなくなる努力をする
デメリットを良い表現に変える
デメリットでも表現を変えれば採用担当者に良い印象を与えられます。一見ネガティブな情報でも、言い方次第で相手に好印象を与えるからです。
- 優柔不断:柔軟に対応できる
- 我が強い:リーダーシップがある
- 退社から期間が長い:スキルUPに投資していた
デメリットを良い表現に変えれば嘘をつく必要がありません。
諦めて別の企業を探す
履歴書や職務経歴書に嘘を書かないと入社の見込みがない企業は、諦めるのも一つの手です。あなたにとって、その企業はまだ早いからです。
企業が求める資格やスキルが不足していれば、そもそも入社できる可能性はありません。適性がないと思われる場合も、諦めて自分に適した企業を探しましょう。
自分の適正に合った企業に入社すれば気持ち良く働けます。「嘘を書かないと採用されない」と感じたら、他の企業を探してみてください。
最適な企業の見つけ方
自分に最適な企業を見つけるためにも転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントではあなたのスキルや経験から最適な企業を紹介してくれます。転職エージェントの利用は無料なので、損することはありません。
» 転職エージェントおすすめランキング
嘘ではなくなる努力をする
履歴書や職務経歴書に事実を書いても採用の見込みがないなら、企業に相応しい人材になる努力をしましょう。嘘ではなくなる努力をすれば、自信を持って履歴書・職務経歴書を書けます。
希望の企業が求めるスキルを身につけたり、必要な資格を取得したりすれば、採用の可能性は高くなります。努力できないのであれば、希望の企業には入社できません。
履歴書の嘘はバレる
履歴書や職務経歴書に嘘を書くのは絶対にいけません。採用後のことを考えれば、何もメリットがないからです。
- 人の信用を失う
- 採用されるのがゴールではない
- 内定取り消し・解雇の可能性がある
「バレなければ大丈夫」と思っていても、履歴書や職務経歴書の嘘は以下の理由により必ずバレます。
- 企業の経歴調査
- 仕事のクオリティ
- 源泉徴収票の提出
- 雇用保険被保険者証の提出
- 資格証明書・合格証の提出
- 年金手帳の提出
- 退職証明書の提出
- 卒業証書・成績証明書の提出
自分に合った企業に転職するためにも、嘘のない履歴書・職務経歴書で書類選考突破を目指しましょう。
転職に成功する履歴書・職務経歴書の書き方にはコツがあります。以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
» 転職に成功する履歴書の書き方と見本
» 【見本付】職務経歴書の書き方とコツ
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