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- 履歴書に使うボールペンはどう選べば良いのだろう?
- 履歴書に合ったおすすめのボールペンを知りたい
- 手書きで履歴書を書く際に気をつけることは何があるのだろう?
企業によっては手書きの履歴書が必要なケースもあり、ボールペン選びが重要になってきます。ボールペン選びを間違えると、見栄えの悪い履歴書が仕上がってしまいます。
この記事では、履歴書に使うボールペンの選び方や注意点だけでなく、おすすめのボールペンも3つ紹介します。この記事を読めば、失敗せずに採用担当者の目に留まるきれいな履歴書が書けるようになります。
手書きの履歴書が必要な理由
最近では、PCで履歴書を作成することが多いですが、今でも手書きの履歴書が必要になるケースがあります。以下のようなケースでは、手書きの履歴書を用意する必要があります。
- 企業が求めている場合
- 字の丁寧さをアピールしたい仕事の場合
企業が求めている場合は、指示に従って手書きで履歴書を書きましょう。手書きで書かないと「話を聞いていない」と思われて、第一印象が悪くなります。
また仕事柄文字を書くことが多い仕事の場合「読みやすい字を書けるかどうか」も選考基準の一つになります。履歴書を手書きで書く場合、選考の評価に影響する可能性があるため、丁寧で読みやすい字を書くように心がけましょう。
» 履歴書を手書きするときの書き方とポイント
チェックポイント
丁寧で読みやすい字が書ければ、企業に好印象を与えられる可能性があります。誰が見ても見やすい文字になっているかを意識しましょう。
» 簡単!履歴書をきれいに書く方法
【失敗しない】ボールペンの選び方のポイント
手書きの履歴書の場合、ボールペン選びは重要です。自分にとって使いやすいことも大切ですが、書いた文字が読みやすいか、筆跡がよりきれいに見えるのかも意識してください。
ボールペンによって「インクの種類」「インクの色」「ペン先の太さ」が異なります。
見栄えが良い履歴書を作成するためにも、履歴書にあったボールペンの選び方を紹介します。
インクの種類は水性・油性・ゲルの3つ
インクの種類は、大きく分けて「水性」「油性」「ゲル」の3つがあります。
- 水性インクの特徴
- 書き味がなめらかなこと。しかし、インクが乾きにくくにじみやすい上に、水に溶けやすいデメリットがあるので、履歴書には向いていません。
- 油性インクの特徴
- 書き味は少々重いですが、細めに書け、水に強くにじみにくいこと。
- ゲルインクの特徴
- ゲルインクの特徴は、水性と油性の乾きやすさを併せ持っていること。
この3つの中でおすすめなのは、油性とゲルインクですが、書き味や耐久性は異なります。購入前に一度試し書きをしてから、買うと良いでしょう。
水性ペンは避けて、油性かゲルのいずれかで自分にあったペンを使いましょう。
インクの色は原則「黒色」
インクの色は、黒色の他にもさまざまな色がありますが、基本的に黒色のボールペンを使うようにしましょう。万年筆を使って書くならブルーブラックでも良いですが、ボールペンを使う場合は、必ず黒色を選んでください。
ペン先の太さは0.5m~0.7mがベスト
ペン先の太さは、好みもあるかと思いますが、0.5m~0.7mがおすすめです。太さだけで合否が決まるわけではありませんが、履歴書に記載する場合に見栄えが良いのは0.5m~0.7m。
例外的にふりがなのような小さい文字を書くときは、0.3mを使うのも良いでしょう。しかし、ふりがなと他の箇所とで文字の太さにメリハリをつけて書きたいなら、同じシリーズのペンを使うと統一感が出ます。
蛍光ペンや消せるボールペン、にじみやすいペンは避ける
履歴書に使うボールペンには「蛍光ペン」や「消せるボールペン」「にじみやすいペン」は避けましょう。
蛍光ペンはたとえ強調したい部分があったとしても、履歴書には適していません。蛍光ペンを使うと「常識がない人なのか」と企業に思われて、印象を悪くする可能性があります。
消せるボールペンが履歴書で使えない理由は、他人よる改ざんの恐れがあるからです。消せるボールペンのインクは特殊なので、文字の色を見るだけで分かることもあります。また書いた面が擦れたり、光熱の場所に置いておくと、文字が消えたり、薄くなる可能性も。
内容が不鮮明な履歴書では企業からの信用も得られなくなってしまうため、注意してください。にじみやすいペンは、水に濡れると文字がにじんで、読みにくくなります。
水性ペンは避けて、油性かゲルインクのボールペンを使用しましょう。
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手書きの履歴書におすすめのボールペン
手書きの履歴書におすすめのボールペンを3つ紹介します。ボールペンごとに特徴が違いますので、自分に合ったものを手に取ってみてください。
どこにすれば良いのか迷う人は、まずはJuiceで試し書きをしてから他のボールペンを試すのが良いでしょう。
Juice
1つ目は、PILOTが販売しているゲルインクのJuiceです。Juiceは細い文字がきれいに書けて、少し重みのある書き味なのが特徴。独自のペン先「シナジーチップ」によって、インクがしっかり出るようになっています。
特に細かい文字やふりがなを書く時に最適で、0.7mでも力強さを残しつつ、小さい文字も潰れずに書くことができます。ただ、他のペンに比べて少々乾きにくい点はデメリットですが、一度乾けば水にも強いので、にじみを気にせず書けます。
太さは0.38m、0.5m、0.7m、1.0mの4つがあります。
Juiceは細い字をきれいに書きたい人や、ふりがなを振りたい人におすすめです。
JETSTREAM
2つ目は、三菱鉛筆が販売している油性ペンのJETSTREAMです。JETSTREAMは油性で、インクの出も良く、筆圧が強めの人でも滑らかに書きやすいのが特徴。文字を書いていても腕が疲れにくく、インクの乾きが早いメリットがあります。
ただ、一点だけ気をつけたいのが、油性特有のインクの固まりやすさです。「Juice」よりは固まりにくいですが、稀にペン先にダマができることがあるので、使用前にペン先を拭いてから使うようにしましょう。
大きな文字だけでなく、ふりがなまで1本で書ける万能なボールペンです。太さは0.38m、0.5m、0.7m、1.0mの4つがあります。筆圧が強めの人や、たくさん文字を書いても疲れを感じにくいペンを使いたい人におすすめです。
エナージェル
3つ目は、ぺんてるが販売しているゲルインクのエナージェルです。
エナージェルは発色が抜群に良く、最後まで文字がくっきり黒く、読みやすい文字を書けるのが特徴。ゲルインクの中でも速乾性に優れており、紙が汚れにくいのも評価できる点です。
ただ、水に少し弱いのがデメリットです。郵送する際はクリアファイルに挟む、カバンに入れる時は飲み物の結露に気をつけるなど、扱いに気をつけてください。
太さは0.3m、0.4m、0.5m、0.7m、1.0mの5つがあります。
エナージェルははっきりした文字を書きたい人や、丸文字やゴシック体に近い文字を書く人におすすめです。
ボールペンで履歴書を書く時の注意点
ボールペンで履歴書を書く時に、注意しなければならないことが3つあります。
- 間違えても修正液やテープは使用しない
- インクのにじみに気を付ける
- 試し書きは本番と同じ文字で書く
この中でも特に、修正液やテープを使うのはNGなので注意しましょう。注意点を押さえた上で、履歴書を書くようにしてください。
チェックポイント
どんなにきれいな文字でも修正液やテープを使っていたり、文字がにじんでいると印象を悪くします。履歴書を見る採用担当者に配慮した文字を書くように意識しましょう。
間違えても修正液やテープは使用しない
履歴書を書く時に間違えることもあるかもしれません。しかし、たとえ書き直すのが面倒でも、修正液やテープを使うのは避けるようにしてください。
修正液やテープを使うと履歴書に跡が残ってしまい、文字がきれいに書けないだけでなく、見栄えも良くありません。企業の印象も良くないため、間違えたら必ず書き直してください。
» 間違えた履歴書の正しい修正の仕方
間違えないためにも薄く鉛筆で下書きをすることをおすすめします。
インクのにじみに気を付ける
文字を書いていると、袖や手首があたってインクがかすれたり、用紙が汚れてしまうことがあります。どんなににじみにくいボールペンを使っていたとしても、強く擦れてしまえば汚れます。
なるべく書き終わった箇所に触れないように注意を払いながら書くようにしましょう。例えば、袖口や手首の下に不要な用紙やコピー用紙などをあてて書けば、きれいに履歴書を書き上げることができます。
試し書きは本番と同じ文字で書く
実際に文字を書いてみないと、ペンの書きやすさや文字の読みやすさは分かりません。試し書きをする際は、名前や住所、職歴など本番同様に履歴書に書いてみることをおすすめします。
また、大きさによって文字のバランスも違って見えます。なるべく履歴書の枠と同じ大きさのもので試し書きをするのが良いでしょう。
いきなり書き始める前に、まずは試し書きで感覚を掴みましょう。
まとめ
手書きの履歴書を書くには、自分に合ったボールペンの選び方が大切です。ボールペンによって特徴があるので、まずは何本か試してみて、自分に合ったボールペンを見つけてみてください。
ボールペンを選ぶ際は自分が書きやすいかだけでなく、相手が読みやすいかも意識できると良いです。また文字を間違えた際には、潔く書き直すようにしましょう。
» 誤字脱字のある履歴書は一文字でも落ちる
この記事の内容を参考に、採用担当者の目に留まるボールペンを見つけてください。
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