【例文あり】留学経験がある場合の履歴書の書き方|海外経験をアピール

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【例文あり】留学経験がある場合の履歴書の書き方|海外経験をアピール
  • 留学経験は履歴書でどう表現したらいいのだろう…
  • 語学留学したことがあるのだけど履歴書に書いていいのかな…
  • 履歴書での留学経験の書き方を教えて…!

履歴書における留学経験の書き方には押さえておくべきポイントがあります。ポイントとずれた書き方をするとマイナスの評価につながる可能性があるので注意が必要です。

この記事では、履歴書に書ける留学経験と書き方を紹介します。記事を参考にすれば留学経験の書き方で迷うことはありません

履歴書には1年以上の正規留学を記載しましょう。1年未満の短期留学は旅行と見なされたり経歴詐称を疑われたりするので書かないでください。語学留学やワーキングホリデーの経験は学歴・職歴欄ではなく自己PR欄でアピールします。

採用担当者
採用担当者

留学経験を仕事に活かせるよう伝えるのがポイントです。

履歴書に書ける留学経験

履歴書に書ける留学経験

履歴書に書ける留学経験は以下の3つです。あなたがどのパターンに該当するか以下から確認してください。

正規留学

大学留学とも言われる正規留学は、海外における正規の教育機関に在籍したうえで学士や修士の取得を目指す留学です。留学により選考学科の知識を深めることを目的としています。

正規留学はあらかじめ語学力を磨いておくことがポイントです。他にも長期留学に臨むための資金など入念な準備が求められます。
» 履歴書における正規留学の書き方

交換留学

交換留学は日本の大学に在籍したままパートナー校に通う留学です。選考学科の知識を深めるほか、パートナー校との交流を深める目的があります。

正規留学と違う点は、現在通っている大学に籍を置いているかどうか。交換留学は籍を置いたまま留学するので、学士や修士の取得は日本の大学です。
» 履歴書における交換留学の書き方

語学留学・ワーキングホリデー

語学留学は語学を習得するための留学です。正規留学や交換留学に比べて短期間で実施されます。

ワーキングホリデーを活用した留学も語学留学のケースがほとんど。選考学科の知識を深めるのではなく語学学校に通って語学を習うので、社会人になってからも挑戦しやすいといえます。
» 語学留学・ワーキングホリデーの書き方

履歴書には1年以上の留学経験を記載

履歴書には基本的に1年以上の留学経験を記載します。正規留学と交換留学は、1年以上海外の大学に滞在するケースがほとんどです。

しかし応募企業に関連した留学経験であれば、1年未満の留学でも記載して問題ありません。異国の地で学んだ経験を企業にアピールしましょう。

留学経験がある場合の履歴書の書き方|基本

留学経験がある場合の履歴書の書き方|基本

留学経験を履歴書に書く場合の基本を解説します。基本を押さえてビジネスマナーのある履歴書を作成しましょう。

  • 留学期間・国名・学校名を記載
  • 正規留学・交換留学は学歴・職歴欄に記載
  • 語学留学・ワーキングホリデーは自己PR欄に記載

留学期間・国名・学校名を記載

留学期間・国名・学校名を記載

留学経験を履歴書に書く際には、以下の3つを必ず記載します。

  • 留学期間
  • 国名
  • 学校名

留学期間で年度を書く際は、西暦もしくは和暦を統一してください。海外大学に入学した場合は、学校名を省略せずに正式名称を記載しましょう。
» 【見本付】履歴書の学歴欄の書き方

正規留学・交換留学は学歴・職歴欄に記載

正規留学・交換留学は学歴・職歴欄に記載

正規留学・交換留学の場合は、学歴・職歴欄に記載します。時系列で古い順に書いてください

学歴・職歴欄に書ききれない場合

留学経験を書くと履歴書に書ききれない場合は、高等学校から記載するか「現在に至る」と「以上」をまとめましょう。それでも書ききれない場合は、職歴欄の広い履歴書を使うなどの工夫をしてください。
» 履歴書に書ききれない場合の書き方

語学留学・ワーキングホリデーは自己PR欄に記載

語学留学・ワーキングホリデーは自己PR欄に記載

語学留学・ワーキングホリデーの場合は自己PR欄に記載します。学歴・職歴欄に記載してはいけません

1年未満の留学は旅行と見なされたり経歴詐称を疑われたりする場合があるので注意してください。

語学留学で得た経験を転職に活かすことができないわけではありません。英語を活用する仕事なら短期留学やワーホリの経験だけでも十分アピールできます。
» 履歴書の自己PR文の書き方と例文

留学経験がある場合の履歴書の書き方|パターン別の例文

留学経験がある場合の履歴書の書き方|パターン別の例文

事例別に履歴書での留学経験の書き方の例文を紹介します。各例文を参考にすることで正しい書き方ができるようになります。

  • 学生時代に長期留学した場合
  • 休学して留学した場合
  • 留学のために退社した場合

学生時代に長期留学した場合の例文

学生時代に長期留学した場合の例文

学生時代に大学を中退して長期留学した場合は「中退」ではなく「中途退学」と書きます。カッコ書きで留学する理由を書きましょう。

休学して留学した場合の例文

休学して留学した場合の例文

学生時代に休学して留学した場合は「休学」と記載し、カッコ書きで理由と留学期間を記載します。

留学のために退社した場合の例文

留学のために退社した場合の例文

留学は自己都合退職に該当します。退職理由は「一身上の都合により」としてください。
» 履歴書での退職理由の書き方とポイント

留学経験をアピールする履歴書の書き方

履歴書で留学経験をアピールする書き方を解説します。ポイントを押さえてアピールすることで採用担当者に好印象を与えられるはずです。

  • 留学した行動力をアピールする
  • 留学で得た語学力をアピールする
  • 留学で得たビジネス経験をアピールする
  • TOEICなど英語の資格を取得する
  • 留学から得た経験を仕事に結びつける

留学した行動力をアピールする

留学経験をアピールする履歴書の書き方

留学経験がある場合は、行動力をアピールできます。海外へ行き、目標に向かって進む姿勢は誰でも真似できるものではありません

行動力をアピールする際には、アルバイトやボランティアの経験も記載すると効果的です。行動力をアピールすれば、応募企業に魅力的な人材だと判断されます。

留学で得た語学力をアピールする

留学経験で得た語学力は十分にアピールできます。語学力は留学経験で得られる最大のスキルだからです。

長期留学であれば高い語学力が身についているはず。短期留学やワーキングホリデーでも、具体的なエピソードを交えながらアピールすれば応募企業に認められます。

採用担当者
採用担当者

留学経験があるなら、語学力は確実にアピールしましょう。

留学で得たビジネス経験をアピールする

インターンシップ留学をした場合は海外でのビジネス経験をアピールできます。海外のビジネスに触れた経験は日本でも活かせるからです。

ビジネス英語を使って仕事をしていた経験をアピールしましょう。海外とのやりとりがある企業や、海外進出を狙っている企業であれば効果的です。

TOEICなど英語の資格を取得する

留学経験をアピールする履歴書の書き方

TOEICなど英語の資格を取得しましょう。資格欄で英語力をアピールすれば、英語を活用する仕事で大きなアドバンテージになります。

1年以上の正規留学の場合はあらかじめ英語の資格が必要なケースがほとんどです。一方で、語学留学やワーキングホリデーの場合は留学のために資格は必要ありません。

英語の資格試験において最低限必要な点数は次の通りです。

  • TOEICなら600点以上
  • TOEFLなら80点以上
  • 英検なら2級以上

短期留学の経験を学歴欄に書くことはできません。しかし、語学力が身に付いていれば資格欄でアピールしてください。

採用担当者
採用担当者

英語力が必要な企業へ転職を考えていて留学経験なしの場合でも、資格があればアピールポイントになります。

» 履歴書の免許・資格欄の正しい書き方

留学から得た経験を仕事に結びつける

留学から得た経験を仕事に結びつけてアピールしましょう。単に留学した事実を伝えるだけでは評価されません

以下の項目も伝えることができると高評価につながります。

  • 留学の目的やきっかけ
  • 留学から得られた経験
  • 留学経験を活かした将来のプラン

語学力をアピールする例文

○○を学ぶためイタリアに正規留学しました。正規留学では専門的な知識に加え、海外で用いられている独自の技術について理解を深められました。留学経験を活かし、ゆくゆくは貴社の海外支店に勤務したいと考えております。

採用担当者が知りたがっていることをうまくまとめましょう。

うまくアピールできない場合

留学経験をうまくアピールできていない場合は、転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントは面談によりあなたの強みを見出し、魅力的な履歴書を作るサポートをしてくれます。転職エージェントの利用は完全無料です。
» 転職エージェントおすすめランキング

留学経験を履歴書に書くときの注意点

留学経験を履歴書に書くときの注意点

留学経験を履歴書に書く際には以下の3つに注意してください。注意点を押さえていないと、留学経験を書いても効果が薄れてしまいます

  • 留学した事実だけを書かない
  • 留学の体験談だけを書かない
  • 海外への就職ならカバーレターを送付

留学した事実だけを書かない

履歴書には留学した事実だけを書いてはいけません。留学した事実だけでは、企業にどのようなメリットがあるのかわからないからです。

留学した経験を交えながら、以下のことを企業に伝えてください。

  • 何を学んだのか
  • どのような影響を受けたのか
  • 仕事に活かせることは何か
採用担当者
採用担当者

具体的なエピソードを交えつつ留学経験をアピールすれば、魅力的な人材だと感じてくれます。

留学の体験談だけを書かない

留学の体験談を書くだけで終わるのもいけません。体験談から何を活かせるかまで書かなければ、企業は採用するメリットを感じないからです。

体験談を書いたら、どのような課題があってどのような解決方法で対処したのかまで書きましょう。さらに、反省点まで書いておくのがおすすめです。

企業に採用するメリットを感じさせるためにも、入社後の姿を想像させるような書き方を意識してみてください。

海外への就職ならカバーレターを送付

留学経験を活かして海外へ就職するなら、英文の履歴書と一緒にカバーレターを送付しましょう。カバーレターとは日本でいう送付状のことです。

カバーレターはビジネスマナーとして送るほか、書類選考を通過するために大切な役割を果たします。志望動機や応募企業に対する適性などを書いて履歴書に興味を持ってもらいましょう。
» 転職時の履歴書の志望動機の書き方

カバーレターに記載する内容は次の通りです。

  • 氏名
  • 住所
  • 履歴書郵送日
  • 採用担当者名
  • 希望職種
  • 志望動機
  • 応募企業に対する適正
  • お礼
  • 署名

上司から推薦状を書いてもらうことが必要な場合もあります。

採用担当者
採用担当者

海外企業へ応募する予定があるなら、あらかじめ上司へ打診しておきましょう。

» 履歴書を送る時の送付状の書き方・注意点

履歴書で留学経験をアピールしよう

履歴書で留学経験をアピールしよう

履歴書に留学経験を書く際はポイントを押さえることが大切です。履歴書には1年以上の留学経験を記載しましょう。

1年未満の留学は旅行と見なされたり経歴詐称を疑われたりする場合があるので書かないでください。語学留学やワーキングホリデーの経験は自己PR欄に書きます。

短期留学は学歴欄に書けません。しかし、語学力が身に付いていればアピールポイントになります。

採用担当者
採用担当者

英語の資格を取得することが留学の経験を伝える近道です。

単に留学した事実を伝えるだけでは足りません。留学から得た経験を仕事へ結びつられるようにアピールして、採用担当者に好印象を与えましょう。
» 転職に成功する履歴書の書き方と見本


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