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- 履歴書の通勤時間欄はどうやって書けばいいのだろう?
- 通勤時間を書く時に何か注意すべきことはあるのか?
- サンプルを見て、正しい書き方を知りたい
履歴書の「通勤時間」欄の書き方に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
通勤時間は企業の採用要件に適しているかどうかの大切な判断材料になるため、必ず正確な情報を書きましょう。誤った情報を書いてしまうと、企業が採用の判断を正確にできない可能性があります。
この記事では、通勤時間欄の正しい書き方や注意点を詳しく解説するだけでなく、書き方のサンプルも紹介します。
この記事を読めば、正しい通勤時間欄の書き方がマスターできます。
通勤時間を書く理由と目的
履歴書に通勤時間を書く理由と目的は、主に以下の3つです。
- 通勤しやすいかを判断するため
- 交通費を確認するため
- 配属先の判断材料にするため
企業にとっては上記3つとも重要な情報なので、正確な通勤時間を書く理由と目的を理解しましょう。
採用担当者が見るポイント
採用担当者は通勤時間を確認し、仕事を任せられるか判断したり、配属先を決めたりします。間違った情報を書かないように気をつけてください。
通勤しやすいかを判断するため
採用担当者は、通勤しやすいかを判断するために通勤時間を見ています。通勤時間が長いと体力的な負荷がかかり、仕事に影響が出るのではないかと懸念する可能性があるからです。
残業が多い仕事や勤務時間が遅い企業の場合などは、特に気をつけた方が良いでしょう。
疲れたまま業務を行えば、通常ならしないミスをしたり、注意散漫で生産性が落ちたりすることも考えられます。採用担当者は通勤時間によって体力的な負荷がないか、業務に支障をきたさないかを見ています。
通勤時間の長さは選考に影響はほぼしない
通勤の長さは選考にほぼ影響しませんが、気にする企業があるのも事実です。通勤時間が長いと、体力的な問題や交通費の負担額の大きさから懸念される可能性はあります。
通勤時間が90分を超える場合は「今の職場でも同じくらい」のように業務に影響がないことを伝えるのも一つの手です。または、転職を機に、会社から近いところへ引っ越しを検討しても良いでしょう。
通勤時間が90分以上かかる場合、企業の懸念事項を払拭できる内容を伝えましょう。
魅力的な履歴書を作る方法
魅力的な履歴書を作るためにも転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントでは企業にとって魅力的な履歴書を作るサポートを行ってくれます。転職エージェントの利用は完全無料なのでそんすることはありません。
交通費を確認するため
企業は通勤時間から、必要な交通費を確認しています。
通常、通勤交通費は会社が全額負担または一部負担をしていることが大半です。応募者が遠いところからの通勤希望の場合、企業の負担額が多くなってしまいます。
企業にとって、通勤交通費は毎月かかる固定費です。企業ができるだけ交通費の負担を減らしたいと考えるのは当然のことです。
配属先の判断材料にするため
企業によっては事業所や店舗を複数持っていることもあるため、配属先の判断材料にするために交通時間を確認します。正確な情報を記載しないと配属先が変わってしまい、後々問題になる可能性もあります。
企業の手を煩わせないためにも、正しい通勤時間を記載してください。
【失敗しない】通勤時間の正しい記載例
ここでは、通勤時間の正しい記載例を紹介します。
- 自宅から会社までの片道の通勤時間を記載
- 通勤時間はドアtoドアで、最短時間を記載
- 通勤時間は5分単位で記載
- マイカー・バイクなどの場合も補足説明を記載
通勤時間は自宅から会社までの片道時間になるため、往復時間を書いたり、細かく1分単位で書かないように注意してください。
自宅から会社までの片道の通勤時間を記載
採用担当者は通勤時間を見て、片道の通勤時間だと判断します。誤った情報が伝わらないように、往復の時間ではなく、必ず片道の通勤時間を記載しましょう。
また、徒歩や自転車、車、バスなど手段は問わず、すべて含めて書いてください。通勤時間を書く際は「1時間00分」のように記載します。
通勤時間はドアtoドアで、最短時間を記載
通勤時間の最短時間は、ドアtoドアで、通勤ラッシュや道路の混雑状況は一切考えず、会社に着く時間です。公共交通機関を利用する場合、電車やバスに乗る時間だけでなく、自宅から最寄り駅までにかかる時間も含みます。
自宅から最寄り駅までの時間、会社の最寄り駅から会社までの時間もすべて含めて通勤時間を書きましょう。
通勤ラッシュや道路の混雑で遅れるからといって、長めに記載しないように気をつけてください。
通勤時間は5分単位で記載
基本的に、通勤時間は1分単位ではなく、5分単位で記載します。1分単位で「31分」のように、詳細に記載する必要はありません。
このような場合は、以下の記載例のように四捨五入しましょう。
記載例
23分→25分、36分→40分、81分→80分
また、通勤時間が1時間未満の場合は「約0時間30分」のように、記入漏れがないようにしっかり「0時間」と記載します。
チェックポイント
通勤時間が1時間未満の場合「0時間」と書くのを忘れないように気をつけてください。
マイカー・バイクなどの場合も補足説明を記載
マイカー・バイクなどの場合を通勤したい場合は「車通勤希望」のように補足説明を記載しましょう。企業によっては車や自転車などは、交通事故のリスクから推奨してない可能性があります。
マイカー・バイクで通勤する場合は、補足説明を書いてください。
通勤時間を書く際の注意点
通勤時間を書く際には、以下2点の注意点があります。
- 適当な通勤時間を書かない
- 複数ルートがある場合は、交通手段を記載
特に、適当な通勤時間ではなく、正確な情報を書いてください。
適当な通勤時間を書かない
何となくで適当な通勤時間を書くのは避けましょう。あなたと同じルートで通勤している社員がいた場合、迷惑がかかる恐れがあります。
採用担当者だけでなく、既存社員にも迷惑がかかるかもしれないので、正確な時間を書きましょう。
また、先程も記載したように、企業によっては通勤時間で配属先が変わる可能性があるため、必ず通勤時間を調べましょう。
複数ルートがある場合は、交通手段や経路を記載
自宅から会社まで行き方が複数ある場合は、交通手段や経路を記載します。ルートによって交通費や通勤時間も変わるため、乗り換えがある場合は書くと良いです。
どのルートで通勤するのかを書き添えると、分かりやすくて丁寧な印象を与えられます。
以下の記載例を参考にしてください。
記載例
1時間00分(◯◯線◎◎駅→●●線□□駅→××線△△駅を利用の場合)
ただし、枠が小さくて収まりきらない場合は、無理に詰め込んで書かなくても大丈夫です。
変則的な通勤時間の場合の記載例
変則的な通勤時間の場合の記載例を3つ紹介します。しっかり記載例を見て書けば難しくないので、安心してください。
- 引っ越しが決まっている場合
- 内定後に引っ越しする場合(まだ通勤時間が不明な場合)
- 勤務地が複数ある、または不明の場合
引っ越しが決まっている場合
合否に関わらず、すでに引っ越しが決まっている場合は、以下のように書きます。
記載例
新住所より(2021年4月1日転居予定)徒歩、電車 約0時間40分
すでに引っ越し先が決まっていて、新居から通勤することが決まっている場合は、新住所からの通勤時間を記載してください。この際、新住所の通勤時間である旨を伝えましょう。
この補足がないと、採用担当者は履歴書に書いている住所だと勘違いしてしまいます。交通費も変わってくるため注意しましょう。
» 【引っ越す場合】履歴書の書き方
内定後に引っ越しをする場合(まだ通勤時間が不明な場合)
内定後に引っ越しをする場合は、以下のように書きます。
記載例
内定後は速やかに転居可能。(40分圏内) 約 時間 分
内定後、勤務先に合わせて、近くに住むことを検討している人もいるでしょう。地方から都内の企業へ転職(またはその逆)、自宅から勤務先まで遠いケースが考えられます。
このようなケースでは、現段階で正確な通勤時間を記載できないため、記載例のように書くと良いです。
また「40分圏内」のように、()内に想定している時間まで書いておくと親切です。
勤務地が複数ある、または不明の場合
勤務地が複数ある、または不明の場合は以下のように書きます。
記載例
◯◯支店勤務の場合 バス、自転車 約1時間◯分
全国に支店を持つ企業や、複数店舗を構えている企業の場合、内定後に勤務地が確定する場合もあります。このようなケースでは、希望勤務地や配属先に合わせて通勤時間を記載しましょう。
ポイントは「◯◯支店の場合」のように補足説明を書き加えること。採用担当者にどの勤務地を想定しているのかを伝えてください
正しい通勤時間を調べる方法
正しい通勤時間は、Google Mapやナビタイム、Yahoo!乗換案内などのアプリを利用すれば、簡単に調べられます。
PCでも調べられますが、スマートフォンにアプリが搭載されているため、PCを持っていなくても大丈夫です。実際に自宅から会社までの住所または最寄り駅を入力し、実際の通勤時間帯の時間を入力して調べます。
通勤時間を調べる際に、特急料金や高速料金などは含みません。
最短時間かつ最安で行ける方法で調べてください。
まとめ
履歴書の通勤時間欄は、採用の判断材料になる大切な情報です。通勤時間欄の内容を参考に、企業は配属先を決めたり、内定後に交通費の計算を行うため、正確な情報を書くようにしてください。
通勤時間を正確に書かないと、採用担当者も困ってしまい、トラブルにもなりかねません。
通勤時間を書く際は、この記事で紹介したようなポイントや注意点、記載例を参考にし、正確な情報を書きましょう。
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