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今回は「株式会社シニアジョブ」の営業部主任・片桐吉晶(かたぎりよしまさ)様にお話を伺いました。株式会社シニアジョブは50代・60代の求職者におすすめの人材会社です。
インタビューでは「シニアが仕事を探す上で大切なポイント」や「シニアが履歴書で見られるポイント」を伺いました。50代・60代の方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社シニアジョブとは?
まずは、株式会社シニアジョブについて詳しく伺いました。
株式会社シニアジョブの事業内容
株式会社シニアジョブは、50代・60代の専門職の方を企業に紹介・派遣している会社です。日本全国で支援をしています。
シニアの転職支援を開始して以来、累計の企業数・求職者数は以下の通りです。
- 企業数:63,000件
- 求職者:64,000人
※2022年3月時点
シニア向けサービスを始めた背景
片桐様)株式会社シニアジョブは弊社の代表・中島が、学生時代に起こした会社です。もともとシニア向けの人材会社ではありませんでした。
当時はIT会社として、会計事務所向けにクラウド上の業務支援システムを制作・販売していました。しかし会計事務所へ営業に行ったとき「システムではなくシニアの人材が欲しい」と言われたのです。
企業がシニアの人材を求める理由
弊社で紹介するシニアの人材は専門知識を持っています。豊富な経験や高いスキルを持っているのが理由です。
当時、日本は高齢化が世界で1番進んでいる国にもかかわらず、シニアを紹介している人材会社がありませんでした。社会課題を解決するためにも、中島が「自分で事業をやろう!」というところに行き着いたのが背景です。
転職支援を開始したのち、シニアの苦悩が想像以上に大きいことを体感。シニア転職支援に一生を賭けることを決意しました。
エピソード
面接に同行したシニアと帰りに飲みに行き、目の前で苦悩を語り涙するシニアを見て中島も号泣。自身の一生を賭けてシニア転職支援を行うことを決意したのです。それまでは市場ニーズを見てあくまでビジネスとして考えていたのですが、姿勢が変化しました。
株式会社シニアジョブの強み
他の人材会社よりもスピーディな案内が可能です。株式会社シニアジョブでは、50代・60代の方しかご案内していません。
世の中に「シニアが欲しい」という求人は少なく、転職が決まりにくいのが事実です。しかし株式会社シニアジョブなら、50代・60代の方を目的に探されている企業をすぐにご案内できます。
「実はシニアが欲しい」という求人もありますが、実際には若者と競合して落選したり、待たされたりしがち。株式会社シニアジョブではシニアがほしい企業に絞っているため、スムーズな選考と好条件を実現しています。
株式会社シニアジョブは社内にエンジニアを抱え、自社システムを開発。半自動で適切なマッチングを行い、高い効率化を実現しています。
シニアとも企業とも直接会わない、オンラインによる効率化を実現しているのもポイントです。会いに行く時間を省き、マッチングの速度を高めることで、高い効率化とシニアの満足度向上を実現しています。
効率化していることで、求人情報の提供や面接調整などが早くスムーズです。最短1週間で面接に進むこともあります。
シニアは現役時代よりも、年収が5割程度に下がることが珍しくありません。しかし、シニアジョブは8割程度を実現しています。
チェックポイント
株式会社シニアジョブでは独自のノウハウによる、履歴書や職務経歴書の作成代行も行っています。
シニアが転職するときのポイント
続いて、株式会社シニアジョブの片桐様から、シニアが転職するときのポイントを伺いました。今後の仕事選びの参考にしてください。
シニアが仕事を探す上で大切なポイント
シニアは履歴書や面接時に、アピールポイントを絞ることが大切です。純粋に仕事のスキルや「何ができる」ということが見えるようにしてください。
シニアが転職をすると、年下が上司になるケースが多いです。過剰に権威性や年上感が出てしまうと「扱いづらい」という評価で落とされる可能性があります。
役職を引き継いで転職できる?
基本的には、管理者候補としての転職です。最終的には、同じようなポジションになることもあります。しかし、一般社員としての需要の方が多いです。
シニアが企業を選ぶ上で重要なポイント
シニアが企業を選ぶときに押さえるべきポイントは以下の3つです。
- 平均年齢は気にしない
- すべての条件を必須にしない
- 低すぎる希望年収を提示しない
平均年齢は気にしない
シニアが企業を選ぶときは、若手の多い会社を毛嫌いしないことが大切です。若い社長や会社がシニアの経験を求めるケースはたくさんあります。
シニアには社員や社長の年齢を気にする人がいます。株式会社シニアジョブでもアンケートをとったところ、気になるポイントとして「平均年齢」「最高年齢」「社長の年齢」がありました。
しかし、若い会社は条件が良いことも多いです。社員や社長の年齢を気にせず企業を選んでみましょう。
すべての条件を必須にしない
シニアは条件をすべて必須にせず、優先順位をつけて調整しましょう。身軽な場合は、エリアを拡げてみることも大切です。以前に勤めた会社や落ちた会社も、状況が変化しているので再考する価値があります。
最初から役職や条件を求めないことも大切です。派遣から正規雇用になるケースもたくさんあります。役職や立場に固執せず、ゼロからの再スタートだと考えてみてください。
低すぎる希望年収を提示しない
シニアは低すぎる希望年収を提示しないようにしましょう。自身の「相場観」を正しく理解することが大切です。
若い方だと希望年収が高すぎてマッチングしないことがあります。ただシニアに関しては、年金をもらっていることや預貯金があることから、年収にこだわらない場合が多いです。
「希望年収が高すぎるとマッチングしない」と考えて、あえて低く設定している人がいます。しかし、やる気を疑われてマッチングしなくなるケースも多いです。
株式会社シニアジョブでは相場通りの企業に挑戦していただき、応募まで進めています。
チェックポイント
シニアは未経験の業界・職種にチャレンジせず、経験やスキルを深堀りすることも大切です。
シニアが履歴書作成時に気をつけるポイント
シニアが履歴書を作成する場合、最終の役職以外は書かない方がいいです。「課長から部長に昇進した」などの昇進歴なども書かないでください。
表彰歴はその会社だけの評価です。別の企業では評価の対象にならない可能性があります。
50代・60代の方は履歴書が膨大な量になりますが、あまり多く書いてはいけません。シニアの履歴書には具体的な業務の実績、経歴以外書かないのがコツです。3分くらいで読めるような履歴書を作りましょう。
採用担当者は昔の会社を見ていません。直近10〜15年の経歴を記載してください。
その他、以下の2つも押さえましょう。
- 健康や若さのアピールをしない(病歴等は正直に書く)
- シニアは即戦力が評価されるが、学ぶ姿勢は捨てない
履歴書で特に見られるポイント
シニアの履歴書で見られるのは、経験や業務内容です。以下の部分を採用担当者は見ています。
- 若手の指導をしてきたか
- 売上・経営管理側に立っていたか
- どのような立場で仕事をしてきたか
上記の部分を自己PRでアピールしてください。
シニアの場合は「何歳まで働きたいか」を気にする採用担当者が多いです。例えば「70歳まで働きたい」「体が動くうちは働きたい」などを書くといいでしょう。弊社で履歴書・職務経歴書を代行作成する場合も「何歳まで働きたいか」は必ず入れます。
履歴書には長く働けると書いた方が有利です。60歳前半の人だと、65歳まで働ける人と70歳まで働ける人では、会社に所属する見込みの年数が変わります。長く働ける方が会社の得られるものが大きいです。
応募書類で差別化するポイント
今勤めている会社、もしくは直近の会社でどのような業務をしてきたかが差別化するポイントです。「若手を指導している」「どのような役職についてきたか」などを書きましょう。
シニアジョブの今後の展望
株式会社シニアジョブは「働きたいシニアが仕事に就ける社会」を目指しています。そのために、対応できる職種を増やしていくことが目標です。
世間では専門知識を持ったシニアが評価されています。株式会社シニアジョブで紹介しているシニアは、資格を持っている人や専門知識を持っているポジションの人です。
今は会社のスタッフ自体の数が限られていますが、手が回るところから実現しています。対応できる職種を、すべての職種に広げていきたいです。
「日本を世界に誇れる高齢化社会にする」「高齢者が働けるときに働ける社会にする」ということが、株式会社シニアジョブの目指す未来です。
求職者に一言
こだわりを持って、自分の条件に合った企業を探してください。目指す仕事に関する地域、職種、経験年数など、いろいろな求人サイトを見た上で応募するのがおすすめです。
株式会社シニアジョブの概要
会社名 | 株式会社シニアジョブ |
所在地 | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-2-15 ヒルコート東新宿ビル4F |
電話番号 | 03-6908-9822 |
FAX | 03-4540-6758 |
代表取締役 | 中島康恵 |
設立 | 2014年8月22日 |
資本金 | 2600万円 |
事業内容 | シニアの人材サービス提供 |