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何気なく撮りがちな履歴書の証明写真ですが、書類選考や最終選考の合否にも関係する大切な要素です。採
履歴書にふさわしい証明写真について、当記事を読めば一目瞭然。基本ルールや注意点、撮り方のコツなど、抑えておくべきポイントをわかりやすくまとめてみました。証明写真にこだわることで、希望する転職先に「採用されやすい履歴書」を作成することができます。
証明写真にこだわり、採用されやすい履歴書を作成しましょう。
履歴書の証明写真の重要性
履歴書の証明写真は、面接前に自分の雰囲気や見た目を伝えることができる唯一の要素です。サイズ・期限・服装など、基本的なマナーを守り、自己アピールできるものを用意しましょう。
面接だけではなく、履歴書からも人柄や性格、仕事ぶりが伝わります。履歴書写真の印象が良ければ、仕事もしっかりこなしてくれるというイメージにつながります。
履歴書写真で面接前に自己アピールしましょう。
履歴書写真は第一印象を決める
採用担当者の目に一番に留まるのが履歴書の証明写真です。この写真が応募者の第一印象を決めるといっても過言ではありません。
また、面接後に採用の可否を決めるうえでの判断材料にもなります。履歴書の写真は応募者の第一印象の決め手となります。
写真から伝わる第一印象は、応募者の人柄や仕事ぶりまでイメージできてしまう重要なもの。第一印象が悪ければ「TPOをわきまえていない」「マナーが備わっていない」と判断されてしまいます。
書類選考や合否にもつながる
書類選考で印象に残るのが履歴書の証明写真です。学歴や職務経歴も大切ですが、証明写真の印象が悪ければ、採用にも悪影響を及ぼします。
面接の受け答えがよくても、写真がイマイチなら採用担当者に不愛想なイメージを植え付けてしまいます。履歴書の写真は合否にもつながる重要な要素です。
書類選考だけではなく最終的な合否にも関わるため、履歴書に貼る証明写真には徹底的にこだわりましょう。
履歴書写真の基本ルール
履歴書写真を用意するにあたって、いくつか基本ルールがあります。写真サイズや撮影時期、撮り方など、おさえておきたいポイントをまとめてみました。
サイズ
履歴書写真の規定サイズは縦4cm×横3cmです。履歴書の写真貼り付け位置には、このサイズで枠が印刷されています。履歴書にはA4サイズとA5サイズがありますが、写真サイズは変わりません。
写真館やスピード写真を使用する場合、仕上がった写真の裁断が必要になります。写真館には専用のカッターがあるため、規定サイズにカットをお願いしましょう。
スピード写真の場合は、定規とカッターを使って自分で真っ直ぐ切ってください。
パスポート用など、大きめの写真を規定サイズにカットするのはNGです。顔が大きくなり過ぎるなど、仕上がりがアンバランスになります。
履歴書写真の規定サイズを守る
サイズを間違えて撮影した場合は、無理に使用するのではなく撮り直しましょう。
期限
履歴書写真はできるだけ直近に撮影したものを使います。期限は撮影から3ヶ月以内が基本です。3ヶ月以内であっても、髪型や体型など、見た目の印象が変わった場合には、撮り直すことをおすすめします。
また、応募先の企業から撮影時期を指定されることもあるため、確認しておきましょう。
背景色
背景色は白・青(水色)・グレーが基本です。写真館やスピード写真の場合は、背景が基本色に設定されています。ブルー系の背景は輪郭がハッキリしやすく、爽やかな印象を与えます。
写真館によっては、ブラウン・ピンク・グリーン・オレンジなど、さまざまな色から背景を選べるところもあります。さまざまな背景色がありますが、基本色を選ぶのが無難です。
ファッション業界やMU-SEのような美容院に応募する際など、応募先によっては、あえて違うカラーを選び、自分をアピールしてみるのもいいかもしれません。
とはいえ、基本色を選ぶのが無難であることは理解しておきましょう。自分で撮影する場合は、背景に風景や家具など、余計なものが写り込んでいないかを確認してください。
切り方・貼り方
履歴書写真の切り方や貼り方についてみていきましょう。ハサミを使ってフリーハンドで切ると、どうしても曲がってしまいます。
スティックのり・両面テープを使ってしっかり貼り付けてください。定規やカッターを使って真っ直ぐカットしましょう。
貼り付けにはスティックのりや両面テープがおすすめです。
写真の裏に名前と撮影日を書く
撮影した証明写真の裏面には、名前と撮影日を記入しましょう。履歴書から剥がれてしまった場合に、誰の写真かわからなくなってしまうためです。
写真がしっかり貼られていることが前提ですが、万が一剥がれてしまった時に、記名されていると採用担当者からの印象も良いです。写真の裏面に記名があると、採用担当者からの印象も良いです。
書き方に決まりはありませんが、細い黒の油性ペンで履歴書に合わせて横書きにしましょう。また、直近の写真であることがわかるように、撮影日も記入しておきましょう。
チェックポイント
3ヶ月以内であれば問題ありませんが、できるだけ日にちが新しい方が好印象です。
定規とカッターを使って真っ直ぐ切る
スピード写真や自撮りの写真を使用する場合は、履歴書用のサイズに合わせて自分でカットする必要があります。定規とカッターを使って、真っ直ぐ切りましょう。
この時、ハサミを使って切ると歪んでしまって、見た目が美しくない場合も。真っ直ぐ切るために、定規とカッターを使いましょう。
写真館で撮影した場合は、履歴書用の写真であることを伝えるとカットしてもらえます。
スティックのり・両面テープを使って貼る
履歴書に写真を貼り付ける時には、表面が凸凹しないようにスティックのり、もしくは両面テープを使うのがおすすめ。写真の貼り付けには、スティックのり・両面テープがおすすめです。
スティックのりのメリットは、四隅までしっかり塗ることができる点です。乾くまで時間がかからないのもいいところ。
両面テープのメリットは粘着力が強い点です。市販の履歴書には両面テープが同封されているものもあります。
いずれを使う場合でも、はみ出したりヨレたりしないよう、きっちり枠に合わせて貼ってください。液体のりは履歴書にシワがよりやすく、写真がキレイに貼れないうえ、剥がれやすいため使用しない方がいいでしょう。
履歴書写真の注意点
履歴書の写真を撮る際の注意点をまとめてみました。帽子を被った撮影や、スナップ写真やプリクラを使用するのはNGです。
帽子は被らない
帽子を被って撮影するのはNGです。履歴書写真の目的は、自分の姿を見てもらうことです。帽子を被っていると、顔全体や表情がはっきり見えません。
ビジネスシーンにおいて、会社への訪問時には帽子を被らないというマナーがありますが、写真撮影の時も同じです。また、免許証など公的書類の写真の条件として「上半身・正面・無帽」と規定がありますが、履歴書も同じだと考えましょう。
帽子に限らず、コートやマフラー、サングラスも外した状態で撮影するのが基本です。
スナップ写真やプリクラは禁止
写りがいいからという理由で、スナップ写真やプリクラを使用するのは厳禁です。やむを得ず自分で撮る場合は、背景に何も写り込んでいないことを確認しましょう。
剥がして使い回すのはNG
一度使った履歴書写真を剥がして使い回すのはNGです。
不採用になり企業から返却された履歴書を「写真だけでも」と再利用しないようにしてください。応募先に怠惰な印象を与えてしまいます。
どんなにキレイに剥がしても写真の角が折れてしまったり、剥がした跡を隠すことはできません。「写真がもったいない」「撮り直すのが面倒」という意識は捨てましょう。
履歴書ごとに新しい写真を用意しましょう。
カラー指定があれば従う
履歴書に使う写真はカラーが一般的ですが、稀にモノクロなどカラー指定をされる場合もあります。カラー指定がある場合には、指示に従いましょう。
加工しすぎはNG
写真館で撮影する場合は、肌色を均一化したり、髪の毛を艶やかな印象に整える加工メニューがあります。オプションとして、自然な印象で補正するサービスを提供している写真館も多いです。
自分で撮影する場合は、アプリを使って不自然に加工するのはNGです。アプリを使うと全くの別人になってしまう可能性もあり、面接時に違和感を与えてしまいます。
美しく見えるように加工するなら、写真館での撮影がおすすめです。
証明写真の撮り方【写真館がおすすめ】
履歴書用の証明写真は、採用の可否を左右する大切な要素。表情や髪型、メイク、服装、撮り方によって印象が大きく変わります。
» おすすめのファンデーション(外部サイト)
スピード写真や自分で撮るという選択肢もありますが、写真館へ行きプロに撮影してもらうのがベストです。
写真館
一番のおすすめは写真館での撮影です。スピード写真や自撮りと比較すると料金が高くなりますが、その分品質が高いというメリットも。
機材が整っていて撮影技術もあるため、安心して任せることができます。自分では気付かない表情や髪型・服装について、アドバイスがもらえるのもポイントです。
写真館のオプションサービスの利用
オプションで加工・補正サービスを行っている写真館もあるため、より美しい仕上がりを希望する場合は相談してみましょう。
スピード写真
手軽に撮影できるのがスピード写真です。その名の通り、写真の仕上がりが10分程度と早く、写真館で撮るより安く済むというメリットも。写真館よりスピーディーで安く済みますが、写真の質は下がります。
スピード写真を利用する場合は、正面のガラスの汚れをティッシュ等で拭き取ることをおすすめします。そうすることで、少しでもキレイに撮影できます。
チェックポイント
最近では美肌補正機能が付いている写真機もあります。ただし、昔より性能がよくなったとはいえ、写真館での仕上がりに比べると写真の質は下がります。
うまく撮影できなかった場合の撮り直しも可能ですが、回数や時間に制限があります。
また、写真館では表情や姿勢のアドバイスがありますが、自分で注意しながら撮影する必要があるなど、意外と労力がかかるのもデメリットです。
自分で撮る
やむを得ず自分で撮影する場合には注意が必要です。自分でシャッターを押すと、手が写り込んでしまったり、角度が斜めになってしまうことも。
少しでもキレイに仕上がるように、誰かに撮影を頼むか、セルフタイマーを使用しましょう。
最近では履歴書写真用のスマホアプリもあります。写真館・スピード写真よりもコストを抑えることが可能ですが、転職活動という大切なシーンで使う場合にはおすすめしません。
男女別の注意点(OK例・NG例)
好印象の履歴書写真とは、いったいどのような写真なのでしょうか。撮影する際の注意点についてまとめてみました。男女に共通して注意すべき点をはじめ、男女別でおさえておきたいポイントをご紹介します。
男女共通
性別問わず意識したいのが表情や姿勢です。写真館で撮る場合にはアドバイスがもらえますが、スピード写真や自分で撮影する場合は特に気を付けましょう。
表情
- 口を閉じて口角を上げる
- 歯を見せない程度に微笑む
- 顎を上げない
- 上目遣いにならない
写真の印象を大きく左右するのが表情です。証明写真を撮影する際には、ついつい力が入ってしまい、無表情になりがちです。良い印象を与えるためには、明るく前向きに見える表情を作ることが大切です。
まずは口を閉じて口角をきゅっと上げることを意識しましょう。歯を見せない程度に微笑んでいるのが理想です。無表情だと相手にキツイ印象を与えてしまいます。
また、顎を上げたり、上目遣いにならないように注意しましょう。顎を上げていると相手を見下しているような印象になります。また、上目遣いは相手を睨み付けているようにも見えます。
印象の良い表情作りが大切です。
姿勢
- 正面を向いて背筋を伸ばす
- 肩が上がらない
- 猫背にならない
- 顔が前に出過ぎない
表情と同じく、姿勢も写真うつりに影響します。正面を向いて背筋をピンと伸ばすのが基本です。脇の下に少し隙間を空けると、背筋が伸びやすくなります。鏡の前でキレイに見える姿勢をチェックしてください。
肩が上がっていたり、猫背になっていないか注意しましょう。また、顔が前に出過ぎているのもNGです。
普段の癖で顔が前に出やすい人は、耳と肩の位置を直線に揃えるイメージで背筋を伸ばしてみてください。事前に鏡で自分の姿勢を把握し、キレイに見える姿勢を体感で覚えておくと良いでしょう。
メガネ・カラコン
- メガネの着用はOK
- メガネが不利になることはない
- 派手すぎないフレームを選ぶ
- 光に反射しないレンズを選ぶ
- カラコンの着用は控えた方が無難
普段からメガネをかけている人も多いですよね。履歴書の写真でメガネをかけていても問題ありません。メガネが不利になることもないため、安心してください。
履歴書の写真は面接の時と同じ状態で撮影するのが基本です。メガネの有無によって人の印象は大きく変わります。写真では裸眼なのに面接時にはメガネを着用し、まるで別人といった印象にならないように注意しましょう。
メガネを着用する場合には「派手すぎないデザインであること」「レンズが光に反射しないこと」にも注意しましょう。落ち着いたデザイン・色のメガネを選んでください。
就職や転職活動で使用する場合は、フレームが細く落ち着いたデザインまたは色のメガネがおすすめです。ブルーライト対応レンズは薄く色が付いていて、目元が暗く見えやすいため、避けた方が良いでしょう。
普段からコンタクトレンズ着用の人は、写真も面接もコンタクトで挑むのがベストです。ただし、カラコンの使用には注意が必要です。
絶対NGではありませんが、カラコンの使用は控えた方が無難です。
ファッション業界や美容業界に応募する際には、個性をアピールするという目的で使用するのも悪くはないでしょう。絶対にNGというわけではないため、応募先に応じて臨機応変に対応してください。
チェックポイント
一般的にはカラコンの使用は控えた方が無難です。企業によってはカラコンの使用を禁止しているところもあります。
男性の場合
男性の場合、特に注意したいのが髪型です。ヒゲや服装を含めて、清潔感を与えられるよう配慮しましょう。
髪型やヒゲ
- おでこ、眉、耳を出す
- サイドは整髪料でボリュームを抑えてスッキリと
- 襟足を短く整える
- ヒゲは剃り残しがないように剃る
男性の場合、女性と違ってメイクで明るい表情を作ったり、印象を変えることができません。好印象を与える要素として大切なのが髪型です。
男性の髪型で意識したいのは清潔感。髪型によって男性のイメージは、がらりと変わります。
おでこと眉、耳を出し、ワックスなど整髪料を使ってサイドのボリュームを抑えると、スッキリした印象になります。正面からは見えにくい箇所ですが、襟足も短く整えておきましょう。
長過ぎたり、明るく染めすぎていると不潔に見えるためNGです。また、寝癖も直しておくのがマナーです。
男性はヒゲにも注意しましょう。
日頃ヒゲを生やしている人も、履歴書写真を撮る際には剃るのがマナーです。ヒゲが伸びていると不衛生に見られがちです。
剃り残しがないように、しっかり確認を。青ひげが目立つ場合は、写真撮影の前にファンデーションを使うなど工夫しましょう。
服装
- 黒か紺のスーツ
- 白地のシャツ(襟ボタンシャツはNG)
- ボタンは上まで留める
- 派手すぎないネクタイを真っ直ぐ締める
- アクセサリーは身につけない
- ジャケットを着用する
服装は男女問わずスーツが基本で、ジャケットは必ず着用しましょう。スーツの色は黒か紺で、シャツは白地。ネクタイが真っ直ぐ締まり、シャツのボタンが上まで留まっているかを確認しましょう。
ジャケットのボタン位置と、ネクタイ・シャツの中心を揃えるのがポイント。襟ボタンシャツはカジュアルな印象になるためNGです。
スーツの色は黒か紺、シャツは白地でジャケットは必ず着用しましょう。また、ネクタイは派手すぎないものを選び、ピアスなどアクセサリーは外しておいてください。
女性の場合
女性で気を付けたいのがメイクです。撮影前に気合いが入って、普段よりメイクが濃くなる場合も。あまり奇抜にならないように、ナチュラルメイクを意識しましょう。
髪型やメイク
- 前髪は眉下より長くならないように
- サイドの髪は耳にかける
- 長い場合は後ろで1つに結ぶ
- 髪を染める場合は落ち着いたトーンで
- ムラのないよう美容室で染める
- ナチュラルメイクを心がける
- メイクは左右対称に
表情がわかるように、目元をしっかり見せるのがポイント。前髪は眉下より長くならないようにしましょう。
サイドの髪は耳にかけるか、長い場合は1つに結ぶとスッキリします。ボブの場合は、ハーフアップにすると明るい印象になります。
明る過ぎる髪色や長過ぎる髪の毛は、不衛生な印象を与えてしまいます。髪を染める場合は落ち着いたトーンで。ムラがあると不潔に見えるため、美容室で染めるのがベターです。
ノーメイクや厚化粧は履歴書写真に相応しくありません。清潔感や若々しさを感じられるよう、ナチュラルメイクを心がけましょう。また、証明写真では左右のバランスの違いが目立ちやすいため、左右対称のメイクになるように注意しましょう
» 化粧下地とファンデーションの違い(外部サイト)
アイメイクは瞳の色に合わせると自然な印象になりますよ。
服装
- 黒か紺のスーツ
- 胸元が開きすぎない白地のシャツ
- ネックレスやピアスはシンプルなものを選ぶ
- ジャケットを着用する
男性と同様、女性も黒か紺のスーツが基本です。インナーには白地のシャツを着用しましょう。胸元が開き過ぎるデザインはNGです。
ネックレスやピアスなど、アクセサリーは目立ち過ぎないものを選びましょう。全く身につけないより、シンプルなアクセサリーを着用している方が、好印象を与える場合も。
男女に共通することですが、ジャケットを着用するのもマナーです。
履歴書の証明写真の印象をよくするには【まとめ】
履歴書の証明写真は、書類選考や採用の合否の決め手にもなる重要な要素です。履歴書の写真で勝負するなら、写真館での撮影がおすすめです。
服装や髪型・メイクなど身だしなみを整え、採用担当者に好印象を与える写真を撮影しましょう。
» おすすめのファンデーション(外部サイト)
チェックポイント
スピード写真や自分で撮影するという選択肢もありますが、もっともキレイで好印象な表情に仕上がるのは写真館です。
写真サイズや期限、切り方や貼り方など、基本的なルールを守り、転職先に良い印象を与えられる履歴書写真を用意してくださいね。
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